先週、テレビで『静岡県の人口減少問題を考える』という番組をやっていた。
話はどちらかと言えば『静岡市(主に清水区)の若年層流出に終止。
大学進学で地元を離れ、東京等の都市部に出て、そのまま結婚する若い女性が多いらしい。
ゲストのグラドル、葉加瀬マイ(静岡市出身)も大学進学で東京に出て、そのままらしい。
彼女が言うには、東京には「刺激がある」から地元には戻らないという。
俺自身、高校卒業後、地元(浜松)を出た人間だ。(俺は大阪)
確かに都市部には"刺激"はある。
大阪で独り暮らしをし始めた当初は、毎日が楽しかった。
大学を卒業し、愛知や三重で働き、7年程で浜松に戻ってきた。
浜松で再び暮らし出して10年以上経つが、浜松での暮らしはし特に問題を感じない。住みやすさを感じている。
確かに刺激は無い。
でも、それって"刺激が欲しい"人間だけでは無いか?
若年層の流出を食い止めるには、大学を増やせば良いと思う。
大学卒業し、そのままそこで就職。
このパターンが一番、若年層を取り込み安いのでは?
刺激、刺激と言うが、町中に"若者向けの飲み屋"を増やせば、若者が増える訳ではない。
また、"住みやすさアピール"はもう充分だ。住みやすさはそこに住めば分かるはずだし、もう何処でもそうではないのだろうか?
なら、"住むように仕向ける"のでは無くて、"住んでしまう"ようにするしかないのでは?
大学→就職という流れがあるなら、やはり欲しいのは"働き口"。
働く場所があれば、人は嫌でも集まるはず。
そして刺激、働き口は人が増えたらまた増えるはずだ。