鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

12/19 煙草は70から

近々、また煙草が値上がりするらしい。
(300円⤴?)

現在、煙草を購入することがなくなった俺にはあまり関係ない話かもしれない。

病気になる前は喫煙者だった。
1日…10本くらいかな?
元来、"ベビースモーカー"というほどでは無かった。
ただ、退院してスパッと止めたか、と言えばそんな事はなく、その後は年に5箱位買っていた。
たまに吸いたくなるが、二三本吸って『不味い!』と捨てたりしていた。

そのうち、値段が上がっていったのと、吸うと喉が痛くなり出してきたのを契機に買わなくなり、ここ一年は全く買っていない。

特に『吸いたい』とも思わなくなった。
主治医からも『酒は飲みすぎなければ薬だが、煙草は"百害あって一利無し"だよ』と言われたのもあるかも?

では、嫌煙家か?
と、言われたら、また違う。
隣に煙草を吸っている人がいても気にならないし、喫煙は基本的にその人の"自由"だと思っている。

先日、煙草について論議しているテレビ番組を観た。

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議論の中身は、『受動喫煙』をどうするか?、という話になっていた。

確かにどんなに煙草を避けていでも、他人からの煙は避けられない。
さらに、禁煙は世界的な流れで、五輪などが予定されている現在、『他人の自由』と言い放つだけではダメかも?

それだから『完全禁煙』が良いのか?、と言えば、それは違う気がする。

確かに、嫌煙家はいる。
俺の知り合いにもいた。
『煙草が嫌い』『臭いが嫌い』『煙が嫌い』『吸っている奴を見るだけで腹が立つ』というようなタイプの人間は必ずいる。

だが、俺みたいに吸わないが、嫌いというほどでは無い、なんて人間もいるはず。

そこが難しい。
もしこのまま煙草が値上がりし続け、一箱1,000円とかになれば、まさに『金持ちの嗜好品』だし、
そのうち、『第三の煙草』みたいな法の"抜け穴"的な格安煙草が出てくるかも?

吸わなくてもあんまり気にならない、俺のような人間には関係ないが、俺達の父親世代(60以上)は辛いだろう。

超ベビースモーカーの父が言うには、昭和30年代、中学生でも平然と喫煙していたという。
煙草を吸う行為は、特に問題になる行為ではなく、それこそ『他人の自由』だったそうだ。

それがいつの間にか、喫煙=悪になり、煙草の値段は上がり続けて行った。

ちなみに煙草と健康被害の因果関係は科学的には判明されていないらしい。
喫煙をしていたからといって、必ず肺癌になると、言い切れるものではないようだ。
確かに煙草をガンガン吸うのに元気な人はいるなぁ。

かなり、個人差があるのではないか?
しかも、年齢や生活環境にもかなり影響を受けるのでは?
ならば、『煙草は体に悪い』は嘘っぱちとまでは言えないが、根拠が薄いのか?

また、飲食店を『完全禁煙』にもしても『売上が激減した』というケースはほぼないらしい。
煙草が吸いたければ、我慢するし、外で吸う、というわけだ。

ならば、飲食店の完全禁煙は可能な気がする。

煙草が嫌いな人がいて、科学的な根拠が薄くても体に悪いのなら止めてしまえば良いと思うが、父のような"愛煙家"には死活問題だ。
『体が悪くなっても良い、他人に迷惑掛けない範囲で吸いたい!』と思うのはわかる。
やはり、喫煙の自由はあると思う。

だが、煙草自体が嫌いな人はいる。
そして、体に良いとは言い難い。

ならば、どうしたら良いのか?


俺は喫煙年齢を一気に50歳引き上げ、『タバコは70歳から』にしてしまえば良いと思う。

70から喫煙すれば健康もクソもない。
"最期"が迫っているし、そこまで行けない可能性すらある。
長生きしたい、と思うなら、残りの余生、煙草を吸わなければ良いのだ。

また、どうしても吸いたい愛煙家は、70まで、ジリジリと小銭を貯めざる得ない。
貯めているうちに他の事に使わざる得ないかもしれない。
『老後困窮』問題の一助にならないか?

さらに、『喫煙は老後の楽しみ』となったら、長生きしたくなるかも?
『医療費』問題も解決だ。

飲食店では、喫煙席ではなく、『老齢席』を作れば良い。
これは『老人に優しい社会』に繋がるのでは?

どうだ!
名案だ!

……たぶん無理だな。