鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2/6 仮想通貨の行く先

年末年始、仮想通貨"ビットコイン"の急騰が話題になった。

イメージ 1


実は俺もここ1ヶ月、この"仮想通貨"で儲けられないか、と独自に色々調べてみた。
(忙しかった理由はそれだけじゃないが…)

…結論から言うと、『仮想通貨は"もう"儲からない』である。
(あくまで"素人"の俺の見解)

現在、仮想通貨の銘柄は1,000程ある。
しかも、その値は普段から上下している。
それを売買するマーケット(今、話題のコインチェックビットフライヤーなど)もある。

これは既に"株式投資"に近いのではないか。
株式と違うのはその"保証"に企業や国がいない事。
だから、値動きが"荒い"。
さらに1コインを『0.00001』くらいから買えるらしい。
これは株の『分割購入』では?

仮想通貨は今、メディアによく出ているが、そもそも7年以上前からあり、我々が目にする機会が無かっただけ("マウントゴックス事件"なんてあったな)らしい。
海外では、ある少年が3€(ユーロ)程で買った仮想通貨がいつの間にか何万€になっていて大金持ちになった、という"夢物語"があるようだ。

日本でも、この仮想通貨"バブル"で1億円以上儲けた"億り人"が何人もいるらしい。

イメージ 2


こんな若い姉ちゃんらが、1億稼いでいるのだ。
まさにバブルである。

イメージ 3


だが、数年前から投資家の間で話題になっているなら、当然それには"投資テクニック"が存在しているはずだ。

イメージ 4


つまり、これからの仮想通貨やり取りは株式投資のような"仕手"の入る場所になり、ビットコインのような『一年で20倍』なんていう"夢物語"は起こりにくいと考えられる。
いくら『波が荒い』と言っても、その動きは企業の株価のように緩慢さが多くなるはずだ。
(ま、だからこそ暴落したビットコインは買いなのかも?)

急騰のニュースを聞いて始めるなんてのは、遅すぎる。もうこんな"バブル"は無いだろう。

常に"情報"を制した者が、勝者になる。
何事も"早い者勝ち"である。

そんな以前からの仮想通貨"トレーダー"は『仮想通貨は後二、三年は儲かる』と言うが、実際は『仮想通貨トレードに詳しければ、後、二、三年は"利ざや"を見込める』という事ではないか?

短期の"売り抜き"での儲けは薄く、長期の"ホルダー"らの売り出し、買い出しに合わせて売買する方法で利益を確保出来ると見ているのでは?


この仮想通貨の大きなポイントは、『後ろ楯、判断材料が無い』事だ。
株、国債と違い、値動きを知る材料、信用を置くモノが薄い。

1コインに対して、円やドルなどの既存通貨との"換金率"そのものがそのコインの相対的な価値になる。
その既存通貨もまた、他の既存通貨によって相対的に値動きするのだから、何を見て値動きを判断するか、かなり難しい。
そして、その値動きは荒い。
だから、対比したり、値動きの判断する材料が基本的には無い。

日本円は日本という国があるから、存在していて、その市場経済の動きで円の価値が変わる。
政府や経済界の動向で株価が動くのはこれだからだ。

それが無い仮想通貨は"極めて"あやふやな存在だ。
見極めにくいはず。

また、ネット上でしか存在していないから、今回(コインチェック)のような流出騒ぎはこれからあり得る話だ。
(これでもタグで追えるのが、仮想通貨のポイント)

イメージ 5


ならば、この仮想通貨はどうなるのか?

俺はある"幻想"の予感をしている。

それは"世界通貨"と言う幻想だ。