鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

3/18 偏り

伊調馨パワハラ問題。
新たな人間が参戦。

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至学館大学の学長が会見。

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「何だ、コイツ?」とか、「怖い」、「何が言いたいんだ?」と否定的な意見が多いが、俺はにそうは思えない。

このおばさんの話を要点だけを捉えたら、俺には分かり易かった。


まず、栄強化部長と伊調の間にコミュニケーションの齟齬があったということ。

無口な伊調(ぶっきらぼう)。
よく喋る栄強化部長(くどい)。

これでは、二人の性格が会うわけがない。互いにウマが合わない仲なのだ。

合わないから、口を聴かない。
聴かないから、互いに感情を悪くされる。

ここに"パワハラ"の根元があったのではないか?
…と、このおばさんは言いたいのではないか?

そして、そんな事は社会では『たまに有ることだ』とも言いたいのでは?

さらに、『伊調馨は選手なのか?』と言う問い。

これは、今の段階では何とも言えない。

例えば『特に"甲子園"目指してないよ』と言っている高校野球部に、
「お前ら、グラウンド使わせないぞ!」と脅したところで意味が無い。

だが、伊調が今後、東京五輪を目指すかどうかは、まだ、わからない。

目指すなら、練習場を制限するのは明らかにやり過ぎ。
伊調に対する圧力であると言える。

そこを『はっきりして』と言いたいのでは?


また、『栄強化部長にはパワハラできるようなパワーが元から無い』と言う発言。

パワハラ、セクハラは受けとる人間の感性による。

「しっかりやれ!」を、

エールと受けとるか、

(私は頑張っているのに、それは嫌味?)と悪く受けとるか、

で大きく違ってくる。

元より仲の悪かった二人である。些細な言葉が互いの気持ちを傷付けた可能性もある。

あのおばさんはこういう事を言いたかったのでは?

栄強化部長に対する非難が多すぎるような気もする。
また、FRIDAYに書いてあった"怪紳士"の話も気になる。
俺自身も最初は栄強化部長を批判的に見ていた。

違うのかな?


しかし、だからと言って、栄強化部長が『悪くない』とは言えない。

これらの情報自体(おばさんの発言)も怪しい。

おばさんはレスリング協会の人間。
栄強化部長を"庇う"のは当たり前か?
また、FRIDAYの記事は、スクープを掴んだ文春への"対抗記事"かも?

何が正しく、何が間違っているのか?


最近までテレ静岡の亀梨和也主演の『ファイナル カット』を見ていた。

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殺人事件の犯人と報道された母親が自殺し、その復讐の為に母親を犯人と決め付けたメディア(ワイドショー)の人間の弱みを握り、真犯人を炙り出す。

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このドラマはフィクションだが、確かに物事は、その報道の仕方、発言する人間の"背後関係"、思考に影響される。

必ず、偏りが生まれるのだ。

伊調馨が正しくあるのかもしれないが、栄強化部長も別に間違っていないかもしれない。

まだ"偏り無し"では聞けないのかもしれないなぁ。