鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

5/11 世間の目

SBSの『私、定時で帰ります』を観た。

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産休明けの女性社員が仕事で奮闘するも、空回りしてトラブル…。

その女性(内田有紀)が言う。
「産休明けというだけで、会社は『大丈夫? 無理しないで…』と無用の気遣いで仕事を外してしまう。私はただ普通に働きたいだけなのに…」

…少し、分かる気がした。
俺も病気明けで職場に戻ったら、みんな『大丈夫?』と心配してくれた。
再就職でも「病気、大丈夫?」と俺を気遣いしながら、妙に疎遠にされるのが寂しかった…。

社会は無用に"優しい"。
"普通"にして欲しいのに、優しいから遠ざける、関わらないようにする。
優しくしないのが普通なのだから、そういう人間を欲する。

それが社会の"優しさ"だ。
この"厄介な優しさ"は、必ず他人を排除する。
そして、他人を排除する人間はいずれ、自分を排除する。

頑張りたくても、頑張らせてくれない。
皆、"優しい"から。

怒りたくても、優しさには怒れない。

俺は誰に怒りをぶつけたら良いのか?