鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2/11 一流の人、逝く

 

今日、プロ野球で活躍した野村克也さんが亡くなった。


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84歳だった。

俺が高校の時はヤクルト全盛期。

強かったなぁ。後輩に大のジャイアンツファンがいて、よく「あの監督は…」と愚痴っていた。

“ノムサン”は“ID(インポータント・データ)野球”を標榜していたが、それは単なる“ヒットエンドランの多用”である。

それを『ID』と言い換える事で、いかにも“情報戦”をイメージさせ、対戦チームの出足を鈍らせていただけだ。

 

まさに“知将”である。

 

そんなノムサンの好きな言葉がある。

 

「三流は無視、二流は称賛、一流は批難」

である。

一流選手は“あえて”批難。それなりの実績と経験のある一流選手はどんなプレーしても何も言われても、自身で勝手に考え修正し、磨く。

 そして、二流選手は褒められるが、『一流は批難』だから、褒められているうちは“二流”なのだ。

 三流は無視されているが、褒められたら二流の証。怒られたら一流だから、選手は褒められ、怒られるように頑張る。無視されなくなったら、“一流になる為”の“ステップ”なのだ。

 

野村克也さんはこうした名言が多い。

恩師・鶴岡監督との関係は微妙で、俺はサッチーは嫌いだが、


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人を育てたなぁ…。

それだけでも一流だ。貶されることが多いからだ。

それは一流の証。

野球と人生を考え続けた生き方だったのかな?

 

野球も人生も、“頭脳”だ。だから、ノムサンは一流だったのだな。