鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

4/25 “匂わせ”政治家と、“KY”国民


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『緊急事態宣言』が出されて、日本全国が緊急事態だ。

浜松にも出ている。

あちこちで店などが休み出すのか?

 

政治家は「stay home」、「自宅にいて欲しい」と言う

 

だが、国民はじっとしていない。

まだ外に出ている人間が多いらしい。

 

何で政治家は『外出禁止』と言わないのか?

“要請”はあくまで“お願い”だ。

従わなくても、何の罰も無い。そりゃ、パチンコ店🎰行くよ…。

 

政治家の“思惑”は何となく分かる…。

「これだけ“俺たち”が要請しているから、分かるよね?」 

と、“匂わせ”ているのだ。

『休業と補償はセット』と言われているからには、政治家から『休業するべし』と言うからには、“強制”したら、その分、金を出さないといけない。

 

だから、“匂わせ”なのだ。

『言わせるなよ。分かるだろ?』というわけだ。

強制せずに、国民が自発的に自粛してくれることが嬉しいのだ。

強制すると、後から必ずモメる。

「なら責任(補償)を…」となるからだ。

 

責任。

これ程、政治家が嫌いな言葉は無いだろ?

 

だが、国民がそんなもんに従うわけがない。

 

『…分かるよね?』という“空気”を出している政治家に対して、必ずその“空気”を感じてくれるわけなどない。 甘い考えだ。

 自由に働きたい。

まだまだ、稼ぎたい。

自分は大丈夫。

自分だけは感染しない。

『分かるよね?』と言われても、『知るかよ』となる。

 

で、パチンコや湘南に行ってしまう。

 

この“KY”が、感染拡大に繋がっているのでは?

みんな、分かっているが、『空気は読まない』のだ。

 

俺は、普段ならそれは有りとは思うが、今は非常時だ。

 

他人はいつも“KY”だ。

誰もが、自身を敬い、注目し、従い、意図を汲み取ってくれるわけがない。 

 

批判が怖く、“匂わせ”て、他人を“制そう”とする政治家に、強制する“度胸”は無いだろう。

 

だが、もうそうしないといけない可能性が増してないか?