BS朝日で『ワールドプロレスリング リターンズ』で、新日のレフェリー、タイガー服部の引退試合を観た。
俺が中学生の頃か、新日でレフェリーをしていた。
レフェリー歴は、…30年以上?(おそらくもっと?)
タイガー服部は、長らく新日の海外選手の“世話人”&ブッキングをしてきた、と聞いた。
暴露本(…いわゆる“高橋本”)を書いたミスター高橋は、以前にその役目を担っていたようだ。
服部は、長州の“新日Uターン”に伴い、新日に戻り、長州が新日での“主権”を握ると、高橋の役目を服部に任せるようになった。
(…なので、高橋は“長州政権”を恨んでいる?)
タイガー服部は幸福な男である。
長州と出会い、ジャパン(プロレス)で全日本(プロレス)に移籍し、その後も長州に“繋がる”事で新日のレフェリーとして“終わり”をキチンと迎えた稀有な人物である。
プロレスに関わった人間で、こういう終わり方のできる人間は、非常に少ない。
プロレスのレフェリーは、プロレスの“全て”を知り得る立場である。
“知っている”から、プロレスをプロレスとして“成立”させる人間だ。
裏方でもあり、進行役でもあり、ファイター(観客との…)でもある。
簡単には出来ない職業だ。
俺達ファンが、プロレスを愉しく観れたのは、レフェリーの“おかげ”である。
ありがとう、服部さん!