鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

6/25 ブラック&怒り💢

俺はかつて、いわゆる“ブラック企業”というやつに勤めていた。大学卒業直後の事だ。

 

その頃は“ブラック企業”という言葉は無く、『名ばかり店長』と言われた。

つまり、大卒のど新人をそのまま“管理職”として店舗に入れて、残業手当を出さないようにして、掛かる経費を浮かせる企業側の“待遇”である。

 

店舗運営は大変だった💦

 

休みは月に2日。

勤務時間は基本8時間だが、それで帰る事が出来た事など数日くらい。

やることは日々、満載。残業しない日など無かった。

 

で、店舗には基本社員は俺1人。

昔からのバイトとはソリが合わず、毎度喧嘩。

そして、バイトらはそんな俺を本社に訴える。

 

で、本社の人間が介入。

「バイトと仲良くやるのも社員の勤め」などと“バイト側”の肩を持ち、俺を糾弾。

 

で、「お前は社員として、社会人としてなっていない…」などと言い出し、俺の給料が減る。

『なってない』と言いながら、部長は俺に店を任していた。

全く意味が分からない。

それなら、バイトに店を任せたらどうなのか?

そんな怒り💢を抱えて、俺は働いていた。 

 

…段々と愚痴になってしまったが、この“おかしな”会社の根底にあるのは、何だったのか?

 

それは、『お金💰を得たい』である。

 

お金💰が欲しい。

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お客様がたくさん来て欲しい。

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お客様の為なら何でもしよう。

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労働環境が悪くても、それはお客様の為。

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バイトはそんなお客様に最も近い存在。

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だから、バイトは大事。

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社員はそんなバイトと仲良くなるのが前提だ。

  

…となる。

『お金💰が大事』『稼ぐことが1番』という事を“基準”として組織を成り立たたせている。

 

ブラック企業は、こうしたブラックな“基準”で俺を縛り、擦り切れる程に扱い、捨てる。

 

ブラック企業は、悪ではないと思う。

 

何故なら、『お金を稼ぐこと』は悪ではないからだ。

金💴で縛られていない人間などいない。

誰もが縛られているから、ブラック企業の“基準”は俺達を容易に受け入れてしまう。

 

ブラック企業から離れた俺だが、お金からは離れていない。

…たぶん、一生離れてはいられないと思う。

 

ならば、どうすべきか?

 

金💴は欲しい。

だから、稼ぎたい。

だから、自分をすり減らしても働く。

 

ただ、基準は自分で決めるべきだ。

金💴は欲しい。

だが、自身の自由は損害されたくない。自由が奪われるなら、そんな金💴はいらない。

 

働いて、お金を得て、豊かな生活を得る。

結構な話だ。

 

だが、お前(ブラック企業)の基準には従わない。

それが困るなら、お前(ブラック企業)の金💴などいらない。

 

…俺に関わってくるな、バカ野郎💢