新型コロナウイルスの感染者が急増。
そんな中…、
先日、『介護崩壊』のドキュメンタリーを見た。
介護老人ホームで新型コロナのクラスターが発生。たちまち蔓延。
多数の死者が出た。
介護現場は、
地獄だ。見ていてゾッとした。
介護士、医者がいなくなり、施設の機能が完全に停止。汚いシーツ、オムツもそのまま。
感染が止まらない。
止まらないから、人が来れないし、逃げていく。
また感染が広がる。
利用者の受け渡し、病院への受け渡しもできず、待っているのは、“死”である…。
崩壊とは、こうして進むのか…。
背筋に冷たいものが走る。
こんな事が今も、日本のどこかで起こっているし、これからも起こるだろう。
介護現場は、医療崩壊より近く、直面する問題ではないか?
介護施設には、身体の弱い老人が多い。
そこに、“コロナ”が来たら…。
やはり、死だ。
死に直面“するしか”なくなるのだ。
俺のいる病院でも段々と忙しくなって来た。
コロナかどうか、わからないが、“危機”は近い気がする。
病院でさえ、そうなのに介護現場は今、どうなっているのか?
おそらく待った無しの状態ではないのか?
とにかく、“働く人”が欲しいようだ。
働く人がいないだけで、亡くなる命がある…。
だから、俺はまだまだ働くぞ。
とにかく、人力が欲しいようだ。別に医者じゃないけど、俺のできる事をやる。ゴミ運び、オムツ回収だけでも、俺のやれる事をやる。
1日も早く、この“コロナ”が収まるのを願いつつ、俺のできる事をやる。
崩壊するのは、いつも人の心だ。
誰が、崩壊するか、このバカ野郎!!