鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

チェインギャング

NHKのスペシャルドラマ『こもりびと』を観た。


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松山ケンイチが40過ぎの中高年“ひきこもり”を演じていた。(父親役は武田鉄矢

 

中高年のひきこもりが問題になっているのを受けて、作られたようだ。


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フリーハーツの名曲♪が使われていて、どこか嬉しい。(中学の頃、よく聴いたな~)

 

大学受験に失敗し、就職にも失敗。

非正規で働くが、人間関係と自己プライドに負けて、ひきこもりに。

 

少し俺と“リンク”するところもあるが、俺は引き篭ってはいない。

 

俺は、病気で全てを失った俺は、金も仕事も無く、“グズ”のように生きていた。

だが、引きこもるような余裕は無かった。

両親もそんな事など許さなかっただろうし、俺自体、引きこもる気持ちなど微塵も無かった。

 

何故なら、俺は「俺の人生まだまだ♪」と思っていたからだ。

 

バイトや日雇い仕事をしては、現場でモメて、他人にバカにされ、バカにしてどうにか生きていた。

 

このドラマの主人公の雅夫(松山)は、『俺は生きる価値がない』などと言うのだが、生きる価値のある人間などどこにいる?

 

今の俺も、自分に生きる価値があるか?などと尋ねられたら、「無いかも…」と言うかも?

 

しかし、一番好き俺は「生きていたいから、生きている」。

文句あるか、このバカ野郎、と周囲に思って生きている。

 

ドラマは、雅夫と親父(武田)との軋轢と和解を軸に描かれていた。


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同調圧力という言葉が出て来た。

俺の一番嫌いな言葉だ。

「誰がてめえみたいな間抜けに“同調”するか!💢」と思って生きていたら、誰も相手してくれない。

(これを読んでいるてめえだよ笑)

 

だが、誰かに同調するのは俺はとても苦痛だ。

礼儀など大嫌いだし、選らそうなバカは全員殴りたくなりながら生きている。

 

しかし、そこに待っているのは“孤立”だ。

 

孤立しても良いが、どこかで妥協していかなくてはならない。

バカと付き合うのは疲れるな、などと思うが、一番バカなのは、そんな俺だ。

 

引きこもりは意味が無い、と思う。

ひきこもりしても何の解決にもならないからだ。

 

だが、引きこもりたくなる気持ちは分かる、つもりだ。

世の中は自分以外、バカばかりだ。

そして、自身が一番バカ野郎だからだ。


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そろそろだ…。