浜松に出来た“終末期グループホーム”の話題を観た。
『グループホーム天寿』
最期の時を、病院ではなく、より“家庭”に近い環境で迎えたい患者の為に開設されたようだ。
今、病院はコロナの影響で入院患者と家族が会えない状況が続いている。
ならば、家族に近い環境を提供しようと、いうものらしい。
若い脳腫瘍末期の患者が出ていた。
脳腫瘍が脳幹に出来て、かなり珍しい症状になってしまったらしい。
同じ脳腫瘍でもこういう人もいるのか…。
俺は何とか回復して、働けている。こういう人を見ると、この身の回復を嬉しく、幸運に思ってしまう。
だが、脳腫瘍が再発したら…。
そんな恐怖の常にある。
……“最期の時”
それはいつかは来る。誰にも来る。必ず来る。
だから、悔いのないように、己の好きなように、悔しい事が無いように生きなくてはならない。
その最期の時まで。
…こういう弱い人に寄り添う人には頭が下がるなぁ。
自分を『強い』と思っている人にはわかるまい。
最期の最後で気付けば良い。