NHKのドラマ『今からここは倫理です。』を観ていた。
人間とは考える葦である(パスカル)
だから、考えないと行けない。
いろんなテーマが出てきたが、言える事は『皆が様々な主義がある』『誰かの正当性は、誰かの違和感になる』という事。
それはつまり“ヘラクレスの決断”ではないのか?
誰かにとっての利益、不利益、信頼、不審、好評、不評はどうしようもない。
『最大数の幸福は、最大数の幸福にはなり得る』というのは、今の社会では無理がある。
他者をどれだけ認められるか、という問題があるが、個人が個人で“決断”するしかない。
そして、個人の決断を尊重するしかない。
勇気をもって下した決断は、常に“ヘラクレスの決断”だ。
ギリシャ神話のヘラクレスは、自分の決断を『常に正しい』と思って、決断したという。
『何が正しい』のでは無く、『決断した事が正しい』のである。
決断する勇気。
決断を尊重する勇気。