鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

絶対粛清!

先日の日曜。

テレビ静岡ワイドナショーを録画して、改めて観た。

 

極楽とんぼ加藤浩次の“エージェント契約終了”の話題をしていた。

 

で、少しびっくりした。


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話題の取り上げ方が『これからも頑張れ、加藤』という感じで終わったからだ。

 

…おちおい、それは違うだろ?

 

契約終了理由は、『吉本側に“旨味”が無いから』という。

それはおかしい。

元々、エージェント契約では雇う側(吉本)の取り分が減るのは当たり前だろう。

 

雇う側と雇われる側(芸人)に、圧倒的な差がある時。

そこにエージェント(代理人・代弁者)を挟む事でその“差”を埋めるのだ。

エージェントは依頼人(芸人)に有利になるように動き、交渉するのだから、雇う側の“割合”は薄くなる。

 

それを何故、ここで主張するのか?

 

俺はこの契約終了は、やはり粛清ではないかと、思っている。

 

何故、吉本は『割合(取り分)が低い』事を理由に加藤浩次を“切った”のか?

 

それは一昨年の芸人“闇営業”問題での、


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加藤浩次“造反”にあるだろう。 

この問題で吉本の上層部に噛み付いた加藤を、吉本は許さないのだろう。

 

で、彼をエージェント契約にした。

 

俺は吉本のエージェント契約を「そのエージェントは本当に公平なのか?」と思っていたが、違った。

エージェント契約は、こうして“切る口実”を作る為だったのだ。

エージェント契約だから、吉本の取り分は減る。

減るから、契約はしない。

という“流さ”に持っていきやすくなる。

 

それが狙いだったのだ。

 

吉本は“加藤の乱”を許していない。

いや、吉本は反乱を許さない。今、エージェント契約している芸人は全て“契約終了予備軍”と言える。

 

会社とは、組織とは、そんなものだろう。

“自身”に逆らうものを絶対に許さない。

許したら、組織では無くなるからだ。

 

個人に妥協し、寛容になれば、組織は成り立たない。

だから、粛清する。

 

加藤浩次への契約終了は、絶対に粛清だ。

俺はそう確信している。