繰り返される新日本プロレスの乱入劇に高まるファンの不満…横浜武道館に響いた抗議の足踏みへの答えとは : スポーツ報知
ベルトを持つ鷹木へのEVIL乱入が連発して、ファンが飽き飽きしているようだ。
コロナで客数と試合数が減り、ファンは“密度”の濃い試合を見たがっている。
そこに、乱入して試合を“壊す”ので、ファンは「…またかよ💢」となる。
ここがプロレスの難しいさだ。
改めて書くが、プロレスはショー👯♀️である。
レスラーらは、“協力”して闘い、“闘い”というショーを見せてくれるのだ。
何故、協力するのか?
それは、観客を興奮(ヒート)させる為だ。
“悪役”(ヒール)は、卑怯な手段や卑劣な技を出し、観客の憎悪を浴び、そこに“主役”(ベビーフェイス)が“巻き返し”、悪役を完膚なきまでに倒す。
それがプロレスの“王道”のスクリプト(台本)であり、“アングル”だ。
だから、悪役は卑怯な事をしまくる。
EVILは鷹木との選手権試合(IWGP世界ヘビー)が決まっているので、それまでに観客を“煽って”いるだけだ。
EVILは実に“真面目”な悪役なのである。
だが、やり過ぎるとこうやって批判されてしまう。
『観客を興奮させる』という事がいかに難しいのか、分かる。
煽らないと、観客は興奮しない。
煽り過ぎると、観客は飽きる。
この度合いが実に難しい。
この記事を見て、EVILがさらに観客を煽り、その憎悪を増幅させたら、彼は悪役として“一皮剥ける”気もするが?