意外なニュースを観た。
御殿場の高校生が、「中学校の時にイジメを受けていて、それを学校側は対応してくれなかった」と市を相手に裁判を起こしたのだ。損害賠償を求めると言う。
大概の場合、学校や教育委員会は、なかなかイジメを認定しない。あれこれと詭弁を放ち、誤魔化したり、長引かせたり(調査委員会)などでうやむやにする。
この高校生は凄い。
それに満足せず、市を相手に損傷賠償を求める裁判を“独自”に起こした。
うやむやにはさせない、という強い意志を感じられる。
こうして“泣き寝入り”するイジメ被害者をよく観た。
イジメに会いながら、『それはお前にも問題があるから』などと言われ、謝罪するのは物事が大きくなってからか、数年後。
それを許さず、きっちりと“ケリをつけたい”のだ。
これは闘いだ。
“闘争”だ。
やってやれ、と思う。