鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

何様ランキング

「お前、何様だよ💢」


俺が言われる言葉だ。

特に派遣の現場ではよく言われる。

少しの事で頭に来て、“上司”(派遣先)に突っかかる俺は、相手からしたら、俺ほど嫌な奴はいないだろ?

生意気であり、厄介なバカだ。自覚はしている。

(こんな40才…)

 

些細な事を捉え、揚げ足を取り、やたらと反抗してくる非正規のバカ(俺)。

そりゃ「お前、何様だ💢」と言いたくなる。


組織(会社、学校…)ではとにかく“協調”を主張してくる。そうしないと組織として回らないからだ。

有り体な言い方をすれば、『派遣(社員)などは会社の“駒”に過ぎない』である。

駒を集めたのが、組織(会社)だ。

その駒がいるから、組織は回る。

回るから、駒と言えど、その存在は“大事”

大事だかは、大切にはするが…、

言うことを聞かない“派遣”(駒)など要らない。 

「お前、何様だよ?💢」


…となる。

俺を“組織側”から見ると、何故か“偉そう”に見えるのではないか?

頭に来るのだな。 

 

俺は、自身の勝手(自由)を欲する。

他人からごちゃごちゃ言われるのが大嫌いだ。


何も所属しない(無所属)というのは、何か所属している人から見ると、“自分勝手”、“我が儘”に見えるのだろう。(やはり自覚あり)


だが、俺は“威張って”いるつもりはない。

“何様”でも無い。

こちらは、あなた方(組織、会社、派遣会社)の意思一つで“消される”存在ではないか?

威張り散らすような事はしない。

平身低頭、従っている。

それを「何様?」と怒られる謂われはないだろ?

 

からしたら、「…なら、お前こそ、何様だよ?」と思う。


からしたら、相手から「俺はお前の“雇い主”だ。お前がこの組織(会社)に居られるのは、俺がいるからだ」と言われている気がして、余計に逆らいたくなる。 

 

「何故、お前の指図を受けないといけねぇーんだ?」と思ってしまう。(中二病?)

 

何故なら、俺は“しがない派遣”であり、他人の気持ち1つで“消される立場”だからだ。

 

そんな奴(俺)に、「何様?」と怒る必要があるか?


「お前、何様だよ?💢」の答えは、「別に何様でもないよ」もしくは「お前こそ、何様だよ💢」である。

派遣社員↔️派遣先という関係性からすると、圧倒的に“雇われている側”(派遣社員=俺)が弱い。


それなのに、「お前、何様た!?」と訊かれるのは、「あんたの奴隷ですよ…」と言わせて、そちら(雇い主)を満足したいからか?


馬鹿らしい…。


「何様だ!」

「お前こそ、何様だ!?」


そんな言い合いは、どちらが“上”かを争う『何様ランキング』の決め合いようだ。(派遣の方が圧倒的に弱いが)


下らんな、と思う反面、そうした中で俺はまだ生きている。

これからも生きていくのだろう。

そして、これからも俺は“逆らって”いくだろう。