鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

“維新”は続くよ

NHK大河ドラマ『青天を衝け』の最終話を観た(…今頃)


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今度の新札(一万円)の顔になる澁澤栄一の人生はなかなか面白かった。


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主演の吉沢亮くん、老け役もなかなか出来ていたと思う。(壮年の栄一が若すぎる気もしたが…)

 

幕末の動乱を“運良く”避けて、事業を広げた活動家だ。

それを“上手く”描いていたと思う。 

立ち止まらず、突き進む感じが溢れていた。

 

豪農出身として、経済感覚で徳川慶喜に仕え、銀行を作り、晩年、富国強兵、威勢拡大に走る日本に危うさを抱いていた澁澤栄一。

一気に駆け抜けたなあ。

 

最後の演説シーン(ラジオ)はかなり良かったなあ。

 

晩年の澁澤で特筆すべきは、旧幕臣として、


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慶喜公、(草剪君)の“権威回復”に勤めた点だ。

 

澁澤栄一の人生を変えたのは、間違いなく慶喜

徳川幕府継続を止めたのは、慶喜

間違いなく、優秀な為政者になるはずだった慶喜

明治維新という流れを完全に“固めた”のは慶喜

 

ついつい、慶喜側から見た“明治維新”を観てみたい。

また別の“大河ドラマ”で…。

たぶん、やるだろうしな。