NHKでアントニオ猪木の“闘病特集”をしていた。
体調が悪そうだった。
かなり危なかったらしい。
『退院した』とは聞いたが、ここまでとは…。
猪木と言えば…、
…いろいろあったが、間違い無く日本マット界の“英雄”だ。
番組はそんな猪木の功績を辿りながら、不出世の天才レスラーを紹介している。
この人のおかげで、日本プロレス界は変わった。
伝説の“猪木-アリ”戦…。
(その真実は虚構だが、これでプロレスは“リアル”になった…)
大巨人アンドレとの死闘…。
(前田との“ガチ”で新日本を離脱…)
馬場とは後輩として、仲が良かった。
(借金の申し込み?)
…何故、宮戸が?
リアルな猪木は、金に汚く、目立ちがりで、見栄っ張りで、他人を“使い捨て”にするとんでもない奴だが、猪木(さん)が、その“生き方”自体がプロレスだ。
それがアントニオ猪木だ。
そういうエゴも猪木だ。
他の追随や、競う事、変わる事を否定する。
己の事しか考えない男だ。
それが猪木で、それがプロレスラーだ!
まさに“アントニオ猪木という名のプロレスラー”だ。
また立ち上がってきた。
新日本も50周年だ。
猪木は立ち上がる。ラストスタンドかもしれない。
だが、闘魂は死ぬまで燃えているのだろうなぁ。
俺の中で“イノキ ボン バイェ♪”が聴こえる。