この前、気になる話を知り、思わず唸ってしまった。
今日(5月3日)は憲法記念日なので、この事を書いておこう。
それは、『平和憲法を守る国が増えたら、増えるほど世界は平和にならない(可能性が高くなる)』である。
日本は日本国憲法により、『戦力の不保持』を宣言し、戦争を否定している。(自衛隊の存在は置いといて…)
つまり『軍隊(攻める為の軍)は持たない。だから、他国を侵略しない』という事である。
これを他国も守り、世界各国が守れば、世界から戦争は無くなる。
だが、それは世界中の国が『戦争をしない』という“前提”に立っている。
もし、少しでも他の国を侵略し、戦争をしようと思う国なり指導者がいたら?
「そんな国や人間はいないだろ(笑)😃」と言って笑われそうだが、確かに以前はそんな国と指導者はいなかった。
しかし?
今年のロシアによるウクライナ侵攻。
ロシアのプーチン大統領は「これは戦争ではない」などと言って、「そもそも、こちら(ロシア)が危険だった…」などと正当化するが、こうした国や指導者が有る限り、『戦力の不保持』という国(日本)は“攻めやすい国”にならないか?
だったら、日本も平和憲法を棄て、戦力を持つ?
そしたら、今度は日本が“攻める方”にならないか?(よく護憲派がこれを主張する)
実に不安定な立場に日本国はある、と言える。
今の憲法を守る限り、それは他の国に同じ憲法を守らせないといけない。
どこかの国が一つでも、理由はどうあれ、『戦争をする!』『戦力を持とう』としたら意味がないからのだ。
侵略用の強力な戦力を持つ国に戦争を“仕掛けられたら”、抵抗する為に“戦争しない”のにも関わらず、“戦争をする”事になる。
何故なら、抵抗しなければ、ウクライナの一部のように蹂躙されかねない。
戦争するしかない。
世界は平和になれないのだ。
だから、平和憲法を施行する国が増えたら、増えるほど、戦力を高めた国が優位になり、平和は享受しにくくなる。皮肉な事に…。
平和に成ろうとしたら、平和憲法を守る為の国際秩序が必要になる。
それって、平和か?
つまり、日本国憲法を守れば、守るほど他国に攻めらる要因になってしまう。で、それは平和から離れていく。
もちろんその為に、日米安全保障や国連などがあるのだが、果たして俺たちの期待通りに機能するだろうか。
今のウクライナの状況を鑑みると、怪しく思えてしまう。
だが、日本、家族、自身の仲間くらいは助けたいので、“どこか”の国が攻めてきたら、戦う。
でも、どこかの国の人でも、同じ人間を殺したくない。
“誰かに”任せられるなら、任したい。
何故なら、日本国憲法は『戦争行為を否定』している。日本にこの憲法がある限り、我々は他国と戦う事はない(侵略の為に…)
だが、その憲法を守れば守る程、他の国も守ると、“どこかの国”が“舌舐めずり”😏😏😏する。
この矛盾をどうする。
日本も軍隊を持つ?
確かに、現行の自衛隊を“自衛軍”にするのは、良いと思う(実質的に軍隊だろ?)
しかし、「軍隊の保持」にはやはり抵抗がある。
自衛の為だとしても、その時の為政者の“解釈”で戦争をする羽目にならないか?
しかし、侵略されたくはない。自身の生きる日本を守りたい。
(戦争になる前にやる事が多いと思うが?)
この矛盾に、俺はまだ答えを見つけられていない。
だが、戦争はしたくない。
そして、他国に攻められたくない。
そこまでしか分かっていない💦