下積みゼロから瞬く間にスターダムへ。一転、借金22億円を抱えても折れない山田邦子が見たお笑いの世界(Yahoo!ニュース オリジナル 特集) https://news.yahoo.co.jp/articles/aacd8d0fb26f4ded9f76b7c098d63ece3dcc72fa
かつて、『やまたかつてないテレビ』という番組があった。(懐)
俺の小学生の頃だ。89~91年ほどか?
この番組を見ていて、非常に驚いた事があった。
山田邦子が“本気”で唄っているのだ。
“コミックソング”とか“替え歌”ではなく、“やまかつウインク”(だったかな?)で、リアルに、オリジナルの本気の楽曲を唄っていた。しかもオリコンとかに入っていた記憶がある。
本気のミュージシャンとして成り立っていた。
それを見て、(…あれ? 山田邦子って女芸人だよな?)と不思議な気持ちだった。
何故、こんなリアルな歌を?
『やまたかつて~』では、彼女の好きそうなタレントや仲間が出ていて、“山田邦子による、山田邦子の為のバラエティー番組”という感じかあった。
本気の歌を出してしまうあたり、単なるバラエティー番組やバラエティータレント、女芸人ではなく、山田邦子という、キャラクターを“推していた”のだと思う。
こうした“本職以外”の人の本気の歌は、それだけ人気と実力がないと無理だっただろう。
まさに彼女は芸能界で“天下を獲っていた”のではないか?
映画とかも出ていたな。
近所のヤツが、『やまだかつて~』の番組内での音楽を集めたCDを持っていたなぁ。
…そして、そのうちに画面から見なくなっていった。
盛者必衰というやつだ。
“クニちゃん”が今語る。
「嫌なことやつらいことは、心の中のすごくいい位置にいてさ、やたら目立つんだよね。でも、それって順番こだから大丈夫。嫌なこともあれば、いいこともある。嫌なことが来たら、次にいいことがあるぞと思えば、もう楽しくなっちゃいますよ。気分が下がった? よし大きな前フリが来たぞ。楽しい時代がまもなく来るぞってね。そういうふうに考えましょう。そっちのほうがきっと楽しいよ」
“人生の禍福はあざなえる縄の如し”
そんな言葉が頭に浮かんだ。
下がったら、上がる。そして上がれば、下がる。
だから、『楽しい時代がまた来るぞ』と思えるのだろう。
今の俺を鑑みると、少しだけ背中を押される記事だった…。