『嗚呼、青春の日々』の次に、
平井堅の『ノンフィクション』を聴いた。
これも名曲だな~。俺のスマホに入っている一曲♪
この歌詞はオレたちに尋ねてくる。
『人生は苦痛ですか?』
『成功は全てですか?』
生きることは苦難ばかりだ。良いことなど何もない。金は無い。うるさい他人。何もない生活…。誰も何もしてくれない。出来たら楽に生きたいが、そこに“人生”はあるのか?
苦痛ばかりの人生が“普通”ではないのか?
成功者になりたい。誰からも羨ましがられ、尊敬され、遠慮され、慕われる人生を生きたい。それが成功だ。
それは可能か?
可能ならば、“成功”って何だ?
成功の無い人生が、やはり“普通”なのでは?
考えさせられる歌詞だ。
奇跡も歓喜も無い。成功も名誉も無い。
ただただ普通の日々があるのが、オレたちの人生であり、“ノンフィクション”だ。
“苦しみ”と“理不尽”と“哀しみ”だけがあるのが人生。
『それが普通。そして、そこを生きていくしかない』という歌詞だと、俺は思う。
つまり、“リアル”を言いたいのでは?
…沢木耕太郎の『普通の一日』を思い出すな。