SBSの『アトムの童』をずっと観ている。
山崎賢人(合っている?)主演。
ゲーム業界の裏側を含め、開発の経緯、業界内のバランスなどがチラチラ見えて面白い。
ドラマチック過ぎる気もするが…。
ま、それはドラマだから“演出”されているとは思うが。
“日曜劇場”お馴染みの、“パワハラ”からの“逆転”の展開にやはり魅了されている😍💓
主人公らが勢い付く⤴️(好調)
↓
それを妬んだり、邪魔に思う“抵抗勢力”(敵役)がいる。
↓
そいつが“権力”などを背景に、主人公らへ圧力(パワハラ)
↓
主人公らが窮地に陥る⤵️
↓
“からの”一発逆転 😃
↓
抵抗勢力が白旗🏳️&哀愁…。
このパターンがよくあるんだよなぁ。
ゲームの話なのだが、
“レトロゲーマー”を自認する俺には、最新ゲームの話は少し分からん。しかし、ゲームの“面白味”や“販売”、“流通”の話は非常に興味深い。
先週、
主人公のゲーム会社(アトム玩具)に融資していた銀行の策略で、会社そのものがライバル(サガス)に買収されてしまう展開…。
ここまでが第一章?
実際に、最新ゲームの開発にはものすごい資金💴が掛かる、と聞いたことがある。
現在、ゲーム開発には多くの“下請け”が関わり、その彼らの製作精度や作り込み、アイデアで、ソフトの売れ行きは違ってくる、という。
劇中のアトム玩具のような優秀なゲームプロダクションやインディーメーカーはあるが、現実的には下請けに甘んじて、大手の力(💴)で、有名タイトルの続編ゲームなどをメインに作っている。(製作協力している)
プロダクションのアイデア力などはそこで使われたりしている。
『自力で新ゲーム発売』は資金的なハードルが高い。
どうしても、購買力の見込まれる既存タイトルを手掛けるようになる。
日本のゲーム業界は“あるタイトル”がバズると、それを踏襲する傾向が強い。
『面白いゲームはずっと売れる』という概念があるのだろう。
その方が“下請け”も売上を計算しやすい。
それは間違ってはいないとは思う。
事実、長寿タイトルが人気になるのは今でも変わらない。
それを主人公(山崎)が『ゲームはアイデアだ』とオリジナル開発に勤しむ姿は、フィクションながら勇気さえ感じる。
そして、ライバル会社の社長役の、
オダギリジョーが個性的で、良い“悪役”ぶりで面白い。
本当に嫌な野郎なんだよね。
露骨に嫌悪感を出さず、“裏”でこそこそ手を回すのが、リアル。
こういう“価値観を強調”して、孤立する上司ってよくいるなぁ(笑)
今週から第2章。
買収されたアトム(玩具)はどうなるのか?
業界の裏側にまだ迫るのか?
観ていて、思うところがあった。
『小は大を“越える”時がある』、そして、『発想に大小無し』である。