かなり間が空いたが、SBSの日曜劇場『アトムの童(こ)』を観た。録画で。
バラバラになったゲーム製作会社“アトムの童”に、ゲーム製作をお願いしたSAGASの興津(オダギリジョー)…。
どの面下げてだが?
これでナユタ(山崎)とハヤト(松下)に亀裂。
ナユタはSAGASに加わる事になる。
“悪人”と思っていた、
SAGAS(ゲーム会社)の社長、興津が実は…、
“ゲーム技術”の未来を考えている人だと分かり、ナユタとぷよぷよで対戦したりした。
「自分は日本中から嫌われている…」と自認する興津社長。
人を大事にしない、この人のやり方は、実際によくあるタイプの経営者だな?
意識も高く、経営者としても優秀。大きな目で業界などを観ることできている。
しかし、人間として、人に対して“雑”だったり、気持ちを理解しない(できない)人間…。
それでも話せば分かるのだが、何でも“上手く交渉できない”人間。
外見は完全は悪人だ。こういう人は実際によくいる。
夢が目標になり、仕事が運営になる者。
そうして、人を大事にできなくなる。
普通は潰れて終わりなのだが(…そういう馬鹿を何人も見たな)、これはドラマ(フィクション)なので、
最後は良い人に見えてしまうのは、ご都合だ。
オダギリジョー、なかなか良い悪役(ヒール🦹♀️)だったな。
プロレスもドラマもヒール(悪役🦹♀️)で面白くなるね。
実際には理解などされないし、本人がそれに気付くこともない…。愚か者は愚か者のまま終わるのが現実だ。
最終回のストーリーは、ビジネスパートナーらに裏切られた興津が、起死回生を狙い、株式総会でオリンピック採用を狙うゲームを紹介し、SAGAS乗っ取りを狙う元パートナー会社と対決という、ドラマチックな展開。
ハヤトが向こう側に着いたように見せかけて、実は最後にナユタを援護という“定番”の流れ。
最後はナユタの演説で大株主の支持を得て、逆転、もいう、またドラマらしいラスト。
どんな事も“アイデア”で打ち勝つ流れと逆転の展開が良かったな。
最終回が10分延長されたのは、本当は、もう1話あったが、不人気で“縮まった”から?
俺はかなり飛び飛びで観ていたが、始めは『ゲーム業界の裏』だったが、次第にドラマによくある“逆転”の展開が多くなったような気がする。
それも面白かったが、俺としたら、ゲームの話をもっと描いて欲しかったなあ。(ちょこちょことはあったが)
eスポーツの事をもっと絡ませても面白かったかも?
『クリエイターのリアル』や『クリエイターの事実』という裏側は興味があった。
あと、時々流れる8ビット音楽🎼(レトロゲーム感)が心地よかった♪