テレビ静岡の『忍者に結婚は難しい』を観た。
“忍者✋➰💠+夫婦問題👫+バラエティー”ドラマだ。
ブラピ&アンジェリーナ・ジョリーの“スパイ夫婦”の映画を思い出すが…。
以前、俺は忍者💠について調べた事がある。
忍者の有名な流派に伊賀、甲賀がある。
ドラマでは五郎(鈴木伸之)が伊賀、蛍(菜々緒)が甲賀、となっている。
この2つの地域はライバルと見られているが、実際は甲賀は伊賀の“下請け”だったようなものだ。
忍者は元来、偸盗術(窃盗)を扱う“泥棒”から、各国の情勢を探るスパイ(諜報活動)に変化した。
基本、仕える主はいない。
基本、契約した家(大名並びに個人)の為に働く。
こうした忍者のイメージ画、昭和初期に小説家の山田風太郎が固定化したイメージでしかない。
元来は伊賀が中心となり、諜報活動(スパイ)を行い、上中下の家が生まれた。
上忍は服部、藤林、百地(ももぢ)の三家がある。
この下に、中忍、下忍の家があり、基本、この家ごとに行動し、仕事(諜報)の“依頼”を受け、“差配”するのがしているのが、上忍の三家。
そこから中→下と依頼が伝わり、諜報の規模により
現代でいう派遣会社と派遣バイトの関係に似ている。
こういう体育会系な感じは無い。
近隣の甲賀は、この伊賀から仕事(依頼)を回してもらっていたようだ。
こんな“一匹狼”な事はない。
甲賀には、中忍、下忍しかいない。それは、系統としては、伊賀の“外部機関”、伊賀でもやれなかった仕事(諜報など)の“下請け”でしかなかったようだ。
…と、真面目に忍者や伊賀甲賀を書いてもドラマには関係無いけど…。
それとは別に夫婦の微妙な関係もあって、なかなかリアル(現実)だ。
元通りになって欲しいなぁ。