鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2023 1/30 月収13万円で実家暮らしを満喫する40代“子供部屋おじさん”

月収13万円でも貯金200万円、実家暮らしを満喫する40代“子供部屋おじさん”のリアル(週刊SPA!https://news.yahoo.co.jp/articles/171003634842c66d50315b613dbe88e1ab9660d1

 

昨日、実家で母親と口論になった。

 

というのも、母は最近は俺にチラチラと“自宅への帰還”を促してくるのだ。

おそらくだが、父の体調が悪く、不安を感じているようだ。

 

俺が去年、独り暮らしを始める前、母親(と父)は散々「アンタが独り暮らしなどムリムリ…」と小馬鹿にしていた。

頭に来ていたが、実際40を過ぎて実家に“寄生”していたのだから、反論できない。

 

で、独り暮らし開始。

新型コロナ感染など、トラブルがあったが、どうにか生活できていて、今は再(々々々)就職中だ。

 

で、母親 自身や息子(俺)の事が不安になり、帰還を願っている、というわけだ。

 

人をバカにした話だ。散々小馬鹿にしといて、条件が変われば、「一緒に暮らしたい」などと言い出す(というか、匂わす…)

恥ずかしくないのか?

 

その一方、少し両親が可哀想に思えていた。

やはり両親が心配だ。

特に父は体調が悪いのに、ギャンブル(たぶんパチンコ?)に出ていた。

その親父の面倒をみる母親も悲しい。

俺は一週間に1度は実家に顔を出しているが、心細いのではないか?

それを思うと、母親の“本心”が透けて見える。

 

だが、これはダメだ。

ここで実家に戻ったら、意味がない。

病気(脳腫瘍)になり、某年金機構を退職してから、俺は金が無い生活を続けてきた。

派遣で働き、揉めて、ライターもしたり、Wワークして、なんだかんだいって、実家で過ごしていた。それはまさに“寄生”だ。

 

ここで戻ったら、また“あの生活”に戻るだけ。

生活は苦しいし、両親は心配だが、ここは独り暮らしを継続させるべきだろ。

“新しい仕事”は春先までには決まる…と思う。

 

そんな昨日の帰宅時に読んだのが、上のネット記事

『月収13万円で満喫の実家暮らし』かぁ…。

『40代の“こどおじ”』かぁ…。

 

複雑な気持ちになった。

言葉だけを聞くと、恥ずかしさを感じるが、これで貯金が200万もあり、両親と同居だから面倒は見れるし、“見てもらえる”

 

それで“満喫”ならば、これが幸せなのではないか?

揺らいだ。

 

ここで考えるのは、やはり「幸せってなんだ?」という事になる。

それはやはり『個人による』になる。

ここ数年…、というか某年金機構を辞めて、いや求人誌の編集を辞めてから、俺はいつも金がなく、いつも誰かと揉めている。

 

この前、ある人から「実家近辺で働けば?」と言われた。

俺は猛烈に拒否した。

何のために独り暮らしを始めたのか、分からない。

実家に戻ったら、両親の面倒をみられる。

それに、恥ずかしながら、今でも実家の“世話”(食糧など)を“提供”されているのは事実。

実家に戻った方が良いのか?

 

しかし、それで俺が幸せになるのか?

 

今はしおらしい母親も同居したら、また小馬鹿にしてきたり、「家を出ろ!」などと言い出すかも?

親父の体調と不安だが、高齢の親父だ。俺が出来るのは世話くらいだ。

それに俺が実家に戻る事でやはり、母親の負担が増える。

それに、また“昔の両親”の“範囲”で生きる生活に戻るのは、嫌だ。

 

上の記事にはそこの部分が書かれていない。人の生活にはリスクとコストが掛かるのだ。 

それを忘れてはいけない。

 

それを年老いた両親に負わせるのは、もうダメだ。

そろそろ俺が負うべきだろう。

離れていても、両親にできることはあるか?

やはり、しっかりとした正規社員か、収入増加が必要だろう。

心配だけと…。

 

何がベストで、何が最良か。

俺は考えなくてはならないが、少なくとも実家に戻る事ではないような気がする。