鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2023 2/28 Winny事件から“闇”

先日、Winny事件の話題を観た。

この事件の裁判は2006年頃たと思う。


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この話で思うのは、2つ。

 

“カラスの証明”“メディアの見方”だ。

 

ネットが普及してきた2000年代の始め、著作権を無視したような手で、音楽とかが流されていた。


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確か、日韓W杯⚽の頃、俺は販売店(ブラック👿)に勤めていたが、一緒に働いていたバイト君が有名音楽グループの最新曲を“発表前”に持っていて、「何故?」と尋ねたら、「ネットで“拾いました”よ💓

と愉快そうに語った。

当時、このファイル共有ソフトを使って、ネット経由の情報“盗難”があったのではないか?

 

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なので、この裁判の報道を観ても、(…あの“楽曲流出”の原因を作った奴ね?)くらいの気持ちだった。


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それが無罪になり、この事件の詳細などを再現ドラマなどで観ると、金子氏が浴びた“理不尽”に、非常に憤り感じた。

 

その一方で“難しさ”も感じた。

 

やはり思ってしまった…。

「本当に、“違法利用”される思わなかった」のか?

 

それは分からない。

人間の気持ち、思考は本人しか分からない。

まさに『カラスの証明』(“悪魔の証明”とも言う)

『世界には“白いカラス”はいるか?』という質問の証明はできない。

同じように、「そのソフトが“悪用”されるとは思っていなかった」はギリギリでは証明出来ない。

 

もう一方で、この開発者金子勇氏への酷い偏見決め付け(だろうと思う)見方が怖かった。

 

ファイル共有ソフトの最新技術を“使った人”が悪い事をしたから、この技術も悪、というのはやはりおかしい。

更に、どう考えても“既存”の技術者や識者らが、こうした最新技術を“一方的に嫌った”ような印象がある。

再現ドラマを観ていると、その理不尽な攻撃が“言いがかり”に思えた。


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映画化🎥されるらしいが、このメディアからの言われない誹謗中傷と世間、メディアとの争いを表しているのか?

 

それも含め、この事件は見方により変わる、と思う。

俺には、『この若造、俺たちの知らない技術を使いやがって、開発者しやがって💢』という意味のない嫉妬だと思っている。

 

そして、やはり「お前が悪い」という決め付けだ。

 

あるYouTuberが語っていたが、「殺人事件のあった公園があれば、公園を作った工事業者を訴えるのか?」と言っていた。

“屁理屈”だが、これは納得できる。

このWinny事件や金子氏の話には当てはまるのでは?

 

金子氏に悪意がない、という前提の話だ。

 

開発者は新たなる技術を開発する。

だが、それを他人は様々な理由に使う。

そこまで、開発した人間が責任を取るのか?

 

取るように、あるように“見せた”奴らもいるのでは?

メディアは、非常に観やすく報道する。

金子詩は、その被害者ではないのか?

特に警察のやり方…。


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しかも、金子氏はすでに病死。

このファイル共有ソフトは今では当たり前だ。Googleドライブとか、そうだろ?

 

どう考えても、“潰された”感じがする。

誰かが、この人を陥れてないか?

新しい技術は、正当に評価されにくいのかもしれない。

だが、“排除”したり、潰す必要はないだろ?