先日、Winny事件の話題を観た。
この事件の裁判は2006年頃たと思う。
この話で思うのは、2つ。
“カラスの証明”と“メディアの見方”だ。
ネットが普及してきた2000年代の始め、著作権を無視したような手で、音楽とかが流されていた。
確か、日韓W杯⚽の頃、俺は販売店(ブラック👿)に勤めていたが、一緒に働いていたバイト君が有名音楽グループの最新曲を“発表前”に持っていて、「何故?」と尋ねたら、「ネットで“拾いました”よ💓
と愉快そうに語った。
当時、このファイル共有ソフトを使って、ネット経由の情報“盗難”があったのではないか?
なので、この裁判の報道を観ても、(…あの“楽曲流出”の原因を作った奴ね?)くらいの気持ちだった。
それが無罪になり、この事件の詳細などを再現ドラマなどで観ると、金子氏が浴びた“理不尽”に、非常に憤り感じた。
その一方で“難しさ”も感じた。
やはり思ってしまった…。
「本当に、“違法利用”される思わなかった」のか?
それは分からない。
人間の気持ち、思考は本人しか分からない。
まさに『カラスの証明』(“悪魔の証明”とも言う)
『世界には“白いカラス”はいるか?』という質問の証明はできない。
同じように、「そのソフトが“悪用”されるとは思っていなかった」はギリギリでは証明出来ない。
もう一方で、この開発者金子勇氏への酷い偏見と決め付け(だろうと思う)見方が怖かった。
ファイル共有ソフトの最新技術を“使った人”が悪い事をしたから、この技術も悪、というのはやはりおかしい。
更に、どう考えても“既存”の技術者や識者らが、こうした最新技術を“一方的に嫌った”ような印象がある。
再現ドラマを観ていると、その理不尽な攻撃が“言いがかり”に思えた。
映画化🎥されるらしいが、このメディアからの言われない誹謗中傷と世間、メディアとの争いを表しているのか?
それも含め、この事件は見方により変わる、と思う。
俺には、『この若造、俺たちの知らない技術を使いやがって、開発者しやがって💢』という意味のない嫉妬だと思っている。
そして、やはり「お前が悪い」という決め付けだ。
あるYouTuberが語っていたが、「殺人事件のあった公園があれば、公園を作った工事業者を訴えるのか?」と言っていた。
“屁理屈”だが、これは納得できる。
このWinny事件や金子氏の話には当てはまるのでは?
金子氏に悪意がない、という前提の話だ。
開発者は新たなる技術を開発する。
だが、それを他人は様々な理由に使う。
そこまで、開発した人間が責任を取るのか?
取るように、あるように“見せた”奴らもいるのでは?
メディアは、非常に観やすく報道する。
金子詩は、その被害者ではないのか?
特に警察のやり方…。
しかも、金子氏はすでに病死。
このファイル共有ソフトは今では当たり前だ。Googleドライブとか、そうだろ?
どう考えても、“潰された”感じがする。
誰かが、この人を陥れてないか?
新しい技術は、正当に評価されにくいのかもしれない。
だが、“排除”したり、潰す必要はないだろ?