鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

派遣録⑫ 宅配ピサ屋1(クレーマー対応)

市内にある宅配ピザ屋🍕にはよく派遣された。

浜松市内を中心に何店舗もあるチェーン店、そのほとんどに派遣されたと思う。


そこの社員(店長?)らは揃いも揃って、飲食業には向かない人間に思えた。

クレームに全く対応出来ていなかった。

お客からクレームの電話があると、それに対し、怒鳴っていたり、戸惑うだけな姿をよく見た。


以前、“ブラック”ながら、販売業に従事していた俺は客と怒鳴り合う社員が信じられなかった。

ブラック企業は基本、『お客様第一主義』。

そんな事したら、前の会社では、部長が聞いたら、大目玉💢だった。

ブラック企業は『お客様』=『お金💴』だから、そのお客と喧嘩など、もっての他だったな。


だが、ピサ屋🍕の各店舗には、“クレーム対応”と思われる社員(副店長?)がいた。


ある店舗で宅配したとき、お客に「遅い💢」と怒られた。

前職の影響もあり、俺はペコペコと謝るしかなかった。だが、そのお客の怒り💢は収まらず、その場で店に電話し、「遅い🐌💨💨!💢 店閉めろ、この野郎💢」と怒っていた。


ちなみに、その日はかなり忙しい日で、注文を受けた時点で遅くなることを告げていたのだが、それでも「遅い💢」とそのお客は怒り狂った。

…30分も遅れてしまったから、怒る仕方ないが、分かって欲しかった💦

今なら怒鳴っているかも?

その時は、もう謝るしかない。


「まけろよ💢」というお客をどうにか宥め、逃げるように店に戻った。(たぶんこれが目的?)


俺が店に戻っている中、そのお客はまた店に電話して、また怒鳴ったらしい。  

対応したのは、店長と副店長(?)だった。


戻った俺は、それを聞いて店長と副店長(?)にも謝罪した。

店長の若い奴は不機嫌💢だった。

 

すると、副店長(らしい社員)が「あー、大丈夫、大丈夫(笑)」と笑い、そのお客のもとに説得しに向かった。


どうも、そのお客はその店では有名な“クレーマー”らしく、副店長は慣れっこだったようだ。

 

店に帰ってきた副店長に俺がまた謝ると、「あー、気にしなくて良いぞ(笑)あれ、しょーがねぇ奴だからなー(笑)」とまた笑っていた。


癇癪持ちのわりに、ビビりの俺には真似できないことだった。(情けない…)

 

なので、少し感心した。

俺ならこんなクレーマーなど怒られて、我慢できなくなり、癇癪を爆発💥させて終わりだ。


このピサ屋🍕には、各店舗にこうした“クレーム対応”のような社員がいて、何かあるとその社員がクレーマーに応対した。

(…よく考えてんな)と俺はそれに気が付くと、改めて感心していた。

 

販売業には、こうした人間が必ず必要だ。

客商売には、こうした面(クレーム対応)が必要で、やはりそれに則した人間が担当している。

納得した。 

本来は店長なのだろうが、そうではなかったのは何故か?

営業成績の“責任要員”か?(俺もそうだったし…)

 

 

 

実は、この宅配ピザ屋🍕は、求人誌で部長(クソ)の担当で、実は俺は編集として、このチェーンピサ屋の求人原稿を何度も校正、編集していた。


ピサ屋🍕の原稿を作り、そのピザ屋🍕で働く…。

少しおかしな気分だったが、バレるとややこしいので、求人誌で働いている事は内緒にしていた。


忙しい時は週3、(求人誌の)仕事後にも働いていた💦


頻繁に求人広告を出していたので、(余程出入りの激しいチェーン店だな)、と思っていたが、働いてみて分かった。

とにかくクレームが多く、さらに店長を含む多くの社員がそれに対応できていない。例の“副店長”しか対応しない。

そして、かなり忙しい。 

 

バイトが逃げるはずだ。

 

求人誌で働いている事を、そのクレーム対応の“副店長“ ”に言うと、「兄ちゃんも大変だな(笑)」とまた笑っていた。