内容は芸能人の所属事務所の話になっている。
その6割が不当な扱いを経験しているらしい。
俺もフリーでやっているが、給料を含め、確かに保護されていない。
金が全てでは無いが、働く上でフリーは辛い、弱い。
縛りや、事務所間の軋轢、ギャラの未払い、遅延…。
旧来のままだ。
『働き方』を改革すると標榜しながら、日本社会は、我々のようなフリーはまだまだ優しくない。
だが、俺としては"フリー"の利点もあるので、そんな代償であるように思う。
それは、『何も縛られない(基本的には)』という事だ。
嫌な仕事はしない。
嫌な仕事場からは行かない。
馬鹿とは顔を合わさない。
それがフリーだ。
芸能人が事務所の事で不満を持つのも、"フリー"な存在であるのに、実質自由では無いからだと思う。
それは『半分フリー』ではないか?
『何も縛られない』には代償があると思う。
金銭だ。
その額が高ければ、高くなるほど、縛られてしまう。利点を失なうのだ。