大河ドラマの『鎌倉殿の13人』を毎週楽しみに観ている。
先日、佐藤浩市演じる上総広常が、石橋山の戦で敗れた頼朝（大泉洋）らに加わった。
広常と千葉常胤（岡本信人）の参陣で関東での頼朝の関東での優勢は固まった。
史実では上総広常は関東平氏であり、頼朝の父、義朝に従っていた。
この前に京都の平清盛（松平健）が派遣された家人と荘園の管理を巡り、負けていたので清盛に反目していた。
これらの理由で広常は頼朝勢に加わったのが実情だう。
ちなみに…、
石橋山の戦で、頼朝を見逃した梶原景時（中村獅童）は、すぐに頼朝勢に加わり、平家打倒まで臣従し、鎌倉幕府の中核になる。
平家滅亡後、この景時が頼朝の信任を得て、幕府内で権力を振るうようになる。
この梶原景時の専横に対抗するために、鎌倉幕府内での御家人の統制を合議制にしたのが、“13人”のはず（…メンバー、忘れた。大江広元はいたな）
そう。このドラマが『～13人』とするなら、メインは平家を倒した後の、壮絶な“内輪揉め”だ。
幕府成立後、内部で“粛清”と“権力闘争”が始まる（予想…）
皆、北条氏（時政、義時＝小栗旬）が挑発し、反乱を起こし、討伐されている。
これにより、北条氏は執権職に就き、合議制は形のみになる。
さらに北条義時は、頼朝死亡後に起こる承久の乱で、日本史上初めて“（後鳥羽）上皇殺害”を明言した。
後鳥羽上皇を捕らえ、これにより日本史の中で武家が朝廷権力の打倒した事で、この後に武家政権（足利、徳川）が続き、武士の世が確定する。
ラストは“義時vs後鳥羽”か？
そしてメインは北条親子vs有力御家人の“権力闘争”だ。
