鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

10/23 『風の歌を聴け』選挙

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台風が過ぎ、快晴が広がった。
だが、風は強い。

昨日の雨が上がっただけでも良しとするか?
雨の中でも、衆議院選挙は前回より僅だが、投票数が上がったらしい。

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俺には昔から少しおかしな癖がある。
寝る前などに周囲の"音"を聴くのが好きだ。
安心するのだ。
遠くを通る車の音、犬が吠える声、誰かが誰かと話ながら歩く声…。
そんな"音"を聴くのがとても好きだ。
(大きな音は苦手だが…)

そんな俺だが、風が吹き付ける音、何かに風が当たる音(殯?)は嫌いだ。
圧迫感を感じてしまうのだ。

だから、今日みたいな日はなんか嫌な感じがする。
『この風の歌を聴け!』と強要されているみたいに感じてしまう。

…今回の衆議院選挙って、正にこんな感じの選挙だった気がする。

オレは今回の選挙自体、あまり賛成できなかった。
「タイミング的に今しかない」というのはわかるが、やはり"大義"を感じられない。
なんか、安倍政権の『補強選挙』のような感じする。
『これから俺たち、多少無茶するけど良いよね、国民のみんな?』みたいなアリバイ作りでは?

日本を取り巻く状況はあまり良くない。
だから、ここで自身のやることを"認めてもらう"為の追認が目的では?
諸問題という"風の歌"を、"目の前"に持ってきて、"聴け!"というわけだ。

まあ、あまり緊迫感の薄い日本人には、これくらい強引なやり方で、切実さ、現状感を表すのが良いかも?

実際、安倍自民党が大勝。

静岡県では6区が大混戦。

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渡辺周が勝ったが、2位の勝俣氏(比例で復活当選)とは600票差。大接戦だったな。

良い面の皮なのは、小池都知事の"希望の党"だ。
都議選で大勝し、都政の問題に取り組み、まだ結果は出てないが有権者の関心を引いて、"解党"した民進党が合流した
までは良かったが、
小池都知事が不出馬で、小泉進次郎議員が批判して、離党者が出た辺りから"風"が変わってきた。
"ホーム"のはずの東京でも惨敗だったようだ。
都民からすれば、『私たちを放り投げる気か?』と不信感が沸いたのだろう。
今回の選挙で小池都知事の立場は微妙だった。
『あくまでも都知事』と『安倍政権を倒すのは我々(希望の党)』というスタンスのどちらにも寄れなかったのが、敗因だ、と俺は思う。

今回の選挙は誰かに代表をやってもらい、国政に"土台"を作ってもらい、次の選挙で「一気に政権を…」というシナリオがあった気がするが、小池都知事は一気に取りに来た。
何故、そんなに焦る?
そこが安倍自民党の"狙い目"だったのか?
☆続く