旅行支援が始まり、妙に活況を呈している。
そんな、昨夜、
SBSの『クレイジージャーニー』が復活を前に、過去の放送のダイジェストを行った。
この番組の“エース”、丸山ゴンザレスの、
メキシコ麻薬戦争の回だ。
この人、危険地帯にガンガン取材するから凄いんだよな。
『クレイジージャーニー』自体は“ヤらせ騒動”とかごあり、残念な終わり方をしたが、テレビは“エンターテイメント”だ。
そこら辺を含んで、楽しんだ方が良いと俺は思うが。(真面目な奴は“リアル”を声高に主張する。そうした人は“開高健”のノンフィクションでも読んどけば良い…)
俺もこの回は覚えているぞ。
なかなか考えさせられる回だった。
かなり初期の放送だったかな?
ゴンザレスがメキシコの“麻薬地帯”に潜入(旅行?)
そこは…、
カルテル(麻薬組織)
自警団(街の勇士達による対カルテル組織)
警察(メキシコ政府)
…が、いがみ合う危険地帯。
高速道路に死体が普通に捨てられている💦💦
本物の遺体らしい…。
よくこんなところ、“旅行”するな。
興味深かったのは、治安の悪さから街が自衛団を作り、“市民を守っている”と思ったが?
その自警団自体もまた“悪”である一面もあり、市民から信頼されてはいない。
つまり、“カルテルvs自衛団vs警察”という三つ巴の抗争が繰り広げられているのだ。
何が“悪”で、何が“善”か、分からなくなる💦
警察が自衛団の装備に“難癖”を付け、互いに“ヒートアップ”🔥
そこにカルテルも加わって、危ない雰囲気に…。
『己の身を守るはずの“武器”が、また己を切り付ける“凶器”になる』
『互いにある利害関係の溝』
『相互関係の中での存在』
…など、色んな見方の出来る話だった。
そこが妙に“リアル”ではないか?
俺達の生活、社会もひとくくりに“善悪”を決めきれない。
…旅行では、こうした場所は嫌だなぁ。
しかし、番組復活は楽しみ🎵(どこまでOK?)