鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2025 1/9 ① “負けて”勝つ人…

ある企業家という人が語っていた。

 

「経営者としてセンスのある人は総じて麻雀🀄が上手い…」

何故なら、「麻雀🀄が強い人は“先々”を見通せれるかららしい」という。

麻雀🀄は、将棋等と違い、運の要素が強い。だからどんなに強くても、間違いを起こし、負ける可能性が高い。

 

だが、麻雀🀄は局(回戦)を重ねるゲームだ。

だがら、“上手い人”は『ここで負けても、次(の局)や最後には勝つ(獲得得点一位)になる』と“引ける”。

だから勝てる。

“目先”ではなくて、“先々”の為に“負ける(負けられる、もしくは負けを最小限にできる)”から、最後には勝てる。

 

それは会社経営と似ているらしい。

「ここは損しても、この先で儲かる」「ここで○○に投資しても、必ず将来に“実る”」

それが分かるらしい。

 

俺は、その企業家があまり好きではないが、この事は分かる気がした。

 

俺は麻雀🀄が下手だ。自覚している。

散々講釈をたれて考えるが、実戦になったら猪突猛進。配牌で“良い手”が入ったら、それに向かって一直線でいつもしくじる。

 

上手い人は、そこで引ける。

「ここは無理だな…」と次(の局)に賭ける。そして、勝てる局で確実に勝つ。それが出来るのだ。

俺はそれができる。

 

俺は経営者には向かないようだ。体感している。

「ここは引いて、次は勝つ。もしくは勝てるように動く」

俺はそれができない。

例え“引いた”としても、勝てるかどうか分からず、勝てる“場面”を逃がす。

そういう人間だ。経営者にはなれないだろう。

 

どんな人間でも、“先々”(将来)を考えないといけない時がある。

今の俺がそうだと思う。(…たぶん)

 

俺は“負けられる”のか?

先々“勝つ為”に負けを受け入れられのか?

“負けて、勝つ”事を想像できるのか?