鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

ワクチンと放射線治療

両親にワクチン接種のクーポンが来た。

親父は1回目の接種が終わった。

副反応は無し。

2回目の接種日も決まっている。

 

一方、母親は「私も!」と言いながら、最近クーポン来て、いろんなところに予約の電話したが、予約が一杯。「来月に…」と言われて、そのまま従っている。

 

少し前までは「早く受けた!」と言っていたが、俺な副反応で苦しんだのを見て、かなりビビッたようだ。

「仕方ないわ。来月まで待とう」と言っている。

 

確かに副反応は怖いが、俺はさっさと受けて欲しい。

母親には、多少の躊躇を感じていた。

 

俺は以前受けた放射線治療の時を思い出した。

 

1回目の脳腫瘍除去手術を受けた俺に、主治医は横浜での放射線治療を薦めた。

 

俺は猛烈に躊躇した。

 

場合によれば、『脳死する可能性がある』と聞いていたからだ。

あくまでも、そういう可能性があるという話だ。

今から思えば、ビビッていただけなのだが、俺は放射線治療を断った。

 

で、両親、兄弟、当時の彼女に説得され、“渋々”という形で横浜に向かった。

 

※治療自体は全く平気だったが、その後が“地獄”だったが。

 

この放射線治療が俺にはだいぶ効いて、2度目の脳腫瘍除去手術は1回目の1/5の時間で終わった。(…この後はさらに大変だった?)

 

あの時の躊躇と母親の躊躇がガブって見えるのだ。

心配なのは非常に分かる。

(…大丈夫だけど、ひょっとして自分だけは?)と思ってしまう。

だが、新型コロナか重症化する確率は、0.7%。

ワクチン接種で亡くなる確率は、0.017%。

(…だったかな?)

 

“逆宝くじ当選”の予感?

嫌な事は“必ず”自分に当たるような気持ち?

嫌な気持ちになることすら、不快?

 

だが、これは心配しても意味がない。

何故なら、ワクチン接種しないと“起こらない”からだ。

親父のように“全く平気”な方が、確率としては遥かに高い。

 

これは受けた方が、良いのは決まっていると思う。

 

だが、その躊躇はよく分かる。