鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

レスラー女児救出 助けるのは当然 2022年4月5日

レスラー女児救出 助けるのは当然 2022年4月5日 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6422899

 

オーカーンが人助け?

それ自体は驚かないな。

何故なら、彼は“悪役”レスラーだからだ。

リングを降りたら、ただの人間だ。

 

かつて、力道山と戦った“吸血鬼”ブラッシーは、力道山葬式に流れた自身のVTRに激怒💢した。「俺はこんなに負けていない! これは日本人が作った“嘘”だ!」と会場で吠えた、という。

 

好敵手の力道山が亡くなっているのにも関わらずである。死んでいるのだから、いわゆる“ノーサイド”で、弔慰を現しても良いのに、あえての“悪態”…。 

リングを降りても、常に“悪役”を貫く。

 

このプロ意識の高さには頭が下がる。

A・ブッチャーもテレビに映るときは、常に“悪役”だった。

これが“プロ”だ。

 

オーカーンの事とは別だとは思うが、つまり彼は“悪役”という自身のプロ意識を“一時的に捨てて”、女児を救ったのだ。

それもまた“プロ”だと思う。

瞬時に「ここは“プロ”を捨てても、助けるべき」と判断したのだろう。


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そして、事件の後はまた“悪役”に戻る。

 

極力“悪役”であろうとするブラッシー(とブッチャー)と同じくプロフェッショナルであり、女児を救ったオーカーンもまた“人”として正しいと思う。