ドラマ『バントマン』で興味深いエピソードがあった。
かつて“優秀”、“エース”と言われた男が、今や会社のお荷物📦️で、窓際部署にいる。
彼を立ち直らせるのが、今回の主人公(柳沢)の仕事。
だが、当の“元エース候補”は、会社を早期退職しようとしていた。やる気を失っていた。
そんな彼に“逆転満塁ホームラン”を打たせようとするが、本人にその気は無い。
逆に「俺は“バント”をしたいんだ」という始末。
それで、最後はその“元エース候補”が“育成枠”として会社に残る事になる。
人生における“逆転ホームラン”と何か?
そして、それは目指さないといけないのか?
誰もが組織(会社、グループ)に入ったら、“エース”になりたい。
頼られ、皆を引っ張るような“主力”になりたい。活躍したいし、大きな成果が欲しい。
すごく気持ちが分かる。
でも、そうなれない人もいる。(俺?)
多くの人がそうだろ?
退職を辞め、組織に残った“彼”はそれで良いのか?、という前に、『それに問題があるのか?』と俺たちに問うのではないか?
これが解決か?
それは分からない。
会社を助ける“バントマン”としては失敗だし、組織(会社)としたらダメなのかもしれないが、人生としたら『有り』では?
何をして可とするか、不可とするか、は人、組織により違う。
それを感じる回だった。