鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

4/13 冤罪は現代の怪談か?

少し前だが、厚労省冤罪事件の話を再現ドラマでやっていた。

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厚労省の女性事務補佐官が業界団体へ不正な許可を許したのでは?、と疑われた事件。

これは完全な冤罪。
取り調べた検察が見込んだストーリーに合わせて、強引に取り調べをして自白を強要。
不正な許可をしたのは、この女性の部下なのに、無理矢理この女性のせいにして、無理に自白をさせようとしたらしい。

だか、この女性からすれば、訳がわからない話だ。
部下が勝手にやったことで、全く無関係。
ちなみにその部下は『自分が一人か勝手にやりました』と言ったのに、検察は無視。
調べたらすぐ分かる話だが、検察は証拠を偽造してまでこの女性を追い込む。
結局、裁判で無罪になったものの、検察側は下端に罪を着させて幕引き。
腹の立つ話だが、これ、メチャクチャ怖くないか?
この事件、俺も知っている。
当時、女性が不正の主犯だと思っていた。
報道も『彼女が主犯』という流れだった。

怖い、怖い。

やってない罪で、検察、報道、世の中が勝手に『お前が犯人だ』と決めつけてくるのだ。
しかも検察は、こちらの言った言葉の表現を変えたりしながらしつこく自白を吐かせようとする。

こんな横暴が許されるのか?

松本サリン事件や志布志事件など冤罪事件は皆、警察、検察の"見込み捜査"が原因だ。

観ていて震えた。
この女性は強い信念で耐え抜いたが、俺なら耐えられるだろうか?