別ブログにも書いたが、先日、父が緊急入院した。
浜名湖に釣りに行き、落ちたのだ。
溺れたのだ。
何とか自力で帰宅したが、
水を飲んで雑菌が肺に侵入した為の急性肺炎だが、俺達家族は『以前から肺炎だったのでは?』と思っている。
何故なら、父は70を越えてからほぼ一日中咳をしているからだ。
朝起きて、咳。
飯を食って、咳。
コーナー☕を飲んでの、咳。
とにかく咳をする。
原因は、タバコ🚬だ。
親父は「二十歳から吸っている」と言ってはいるが、おそらくはもっと早くから喫煙していると思われる。
なので、喫煙歴50年以上。
そんな父がタバコ🚬を止めらるわけもなく、母親に注意されても隠れて吸い続けていた。
で、親父の肺は相当弱っていたに違いない。
そこに溺れて、汚い湖水が入って急性肺炎になったと予想される。
ならば、親父にタバコを辞めさせたいのだが、ここまで吸い続けた親父はなかなか止めれない。
実は俺も親父にされとなく禁煙🚭を促しているのだが、余り強く言えない。
……何故なら、俺も喫煙者🚬だったからだ。
大学生の頃から吸い出し、多い時は1日一箱ほど吸っていた。
だが、社会人でブラック企業に入社して忙しくなると、1日10本😃🚬程に落ち着いた。
俺は忙しくなると、あまりタバコを吸わなくなる傾向があるらしい。
で、いろいろあって、脳腫瘍を発症。
これがタバコを辞めた原因になるのだが、退院後にスパッと辞めたわけではなく、初めの一年は年に7箱くらい吸っていた。
それが5箱になり、3箱になり、1箱になり、退院して7年後の今、俺は全くタバコを吸っていない。
入院中、全くタバコを吸わなかった後、タバコの匂いを嗅ぐと吸いたくなってから吸うと、
(何で俺はこんな苦い物を吸いたくなったんだ、俺?)
と思うくらい、久しぶりに吸うタバコ🚬は酷い味しかなかった。
よく居酒屋で買ったりしたが、吸いきれず駅前にいる“家の無い方々”に上げたりしていた。
で、年々値上がりしていく事もあり、吸わなくなった。
なので、今の俺に“禁煙🚭”している感覚はない。
『不味いから吸わない』だけである。
だから、親父にいくら禁煙を促しても意味は無い。
『タバコ🚬は旨い』から吸いたくなるので、タバコが欲しくなるのだ。
『タバコ🚬は不味いから…』と思えなくては止められない。
つまり、「禁煙」と言っている内は、まず止められない、と思う。
だから、親父は咳をしても、肺炎になろうが、タバコを吸いたくなるだろう。
治療が順調に進み、親父は来週には退院する。
たぶん、すぐに喫煙🚬を再開するだろう…。
どうやったら、辞めさせられるのか?