鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

4/19 ガーシーと怒りの理由

昨日、YouTubeを見ていたら、たまたま、今話題の『ガーシch』の切り抜き動画が流れてきたので、ついつい見入ってしまった。


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ここ最近、どうもYouTubeの動画を観ると、こうなってしまうなあ。


で、驚いた事があった。


それは東谷さん(ガーシー?)が、「俺は女の知り合いが7000人おるから~」と言っていた事だ。


マジか?

彼の発言を含め、真偽の程は怪しくもあるか、この知り合い女性の数に驚いた。

ちなみに俺のLINEの友達は、男女合わせてわずか72人。その中で連絡を取ったりするのは、2、3人であり、他はたまに連絡が入ったり、したりする程度だ。

東谷さんの100/1…。

東谷さんは芸能関係者とかなり濃厚に付き合っいて、仕事(アパレル?)関係の繋がりもあるから、そんな数になるのか。


ま、40過ぎの冴えないおじさん🧏‍♂️の俺と、“交遊関係”を比べたら、当たり前か。


しかし、俺のLINEの“割合”を東谷に“当てはめる”と、常時2,300人から情報(連絡)がある計算になる。

相当凄くないか?

スマホ📲、鳴りっぱなし?


7000人、という数は怪しいが、その半分と見積もっても、かなり広い交遊、人間関係を構築している人なのだろう。

芸能人には顔が“効き”、その秘密も持っている。さらに動画の中でやたらと「女をアテンドした」と言っていた。

彼はいわゆる手配師のような役割の人だったのでは?

『業界人』というやつだ。

だから、その暴露には一定の信憑性を感じてしまう。(…まだ怪しくもあるが)


さらに俺が気になったのは、この切り抜き動画の流れで、ガーシーと親しかったある芸人が、同じく切り抜き動画で「あの話、して欲しくないなぁ」と言っていた事だ。

「何だろう?」と気になって観ていたら、この芸人が、ガーシーと仲が良かったとある大物芸人から、ガーシーを連絡先として飲みに誘われたが、断った話だった。


観ていた俺は、「…は? それだけ?」と思った。


その大物芸人が怖くて、誘いを遠慮した、という話を、彼(芸人)はして欲しくないらしい。

これに俺は愕然とした。

それがどうしたのか?

こんな俺でも、誰がの“お誘い”を断る事はよくあるし、断られる事もよくある(←当たり前だ)


つまり、芸人界(芸能界)ではその大物芸人の“お誘い”を断る事自体がタブーなのだろう。


正直に思った。

(…何て、めんどくさい“世界”なのか)


それ(断り)が何なのか。

それくらいで、後からとやかく言われてしまうのか。謝罪しないとやっていけないのか。

なんて面倒な人間関係の世界なのか。


だか、俺にも記憶がある。

ブラック企業”に勤めていた頃、飲み会に誘わなかった事を怒る“器の小さな男”がいた。

別の会社では、他人が主催した宴会には絶対に来ない上司もいた。

俺自身、大学生の頃、とある後輩を飲み会に誘ったが、来ないので詰った記憶がある。


“そんな事”ぐらいで、人間関係は簡単にこじれてしまうのだ。

そういう関係性の中を上手く立ち回ってきたから、ガーシーは7000人もの“知り合い”がいたのだろうし、暴露するネタがあるのだ。


これが社会だ。人間は人間関係の中で成り立っている、と改めて思った。


そんなガーシーは、YouTuberのヒカルから詐欺を暴露され、それで今まで知り合った芸能人の秘密を暴露するようになった、と聞いた。


最初は(何故、ヒカルに暴露されて他の人間の暴露をするの?)とおかしく思ったが、どうもガーシーの詐欺が明るみに出た差異に、それまで仲良くしていた芸能人か一気に“手のひら返し”をして、無視したりしたらしい。

それでガーシーは“キレて💢”、暴露チャンネルを始めた、という。

切り抜き動画の中で、ガーシーはヒカルや関係者に対する謝罪もしていた。(それでもヒカルにぶちキレて💢いたが…)

詐欺自体はガーシーがした、というよりもガーシーの“関係者”が引き起こしたようである。

彼を『芸能界にいる“手配師”的な人』と見たら、『芸能人に会わせてやるよ』という話には真実があるように思う。(それでもお金払うのはよくわからんが…)

利用されていた、と思える。

いや、彼自体も芸能人を利用していた?

いわゆる“もちつ、もたれつ”だったのかな?

それを“壊され”、さらには“無視”された事でキレて💢しまったのか。


俺にも少し似た経験がある。

勤めていた地元の出版社や、脳腫瘍になった時、悲しいかな、態度を変えたり、急に距離を開ける友人知人が数人いた。


俺が解雇された時、会社内でお世話になった人らに連絡した。

別にどうこう動いてもらおう、などという甘い考えはなかった。

だが、一言「大変だけど頑張んな」とか「何もできなくてゴメンね」とか言って欲しかった…(甘え?)

だが、返ってきたのは「…俺には何も言えないよ」という言葉と苦笑いだけだった。

そんなものである。

今から思えば、解雇は俺にも責任がある。リーマンショックで会社の収益が落ち、“切りやすい”人間を切っただけであり、会社に“残った優秀な人間”もいるのだから、俺は自身の無能を恨むべきだろう。


だが、それまでコキ使われてきた俺に、「…何も言えないよ」は哀しかった💧

(…今でも怒り💢が)


俺が脳腫瘍と分かった時、学生時代からの友人に報告した。

その友人は返信の最後に「…幸運を祈る。俺にできるのはそれだけだ」と書いてきた。

そして、その後もその“一文”をよく書いてきた。

“鈍感”な俺でもそれはよく分かる。

つまり、「もう俺に援助を“期待”しないでよ」という意味だ。


断っておくが、俺がこの友人に何か金銭的な援助などを期待していない。たまたま、その頃に友人の結婚式があり、その事を知りたくて連絡していただけだ。

そこまで警戒する必要があるのか?


また、違う友人は「手術するのか? 頑張って」と連絡したきり、そのまま数年も音信不通で、数年後に「どう?」とメールを送ってきたりした。


俺が「脳腫瘍が判明した」とメールすると、何のリアクションもなかった友人も多く、そのままもう10年ほどが経っている。


解雇の時もそうだが、原因を突き詰めたら俺にあり、まさに不徳の致すところ、なのだが、そういう態度を取られると、やはり哀しい。やり場の無い💢を感じてしまう。


甘えかもしれないが、一言「どうした?」とか訊いて欲しかった💧💧💧


人に“良い時”“悪い時”があるものだ。


良い時には人が集まり、暖かな言葉を掛けてくれたりする。

そして、悪い時には人は去る。無関係を装い、関わりを切ろうとしたり、元から“無かった”ように振る舞う。


実を言えば、俺だってそうしてきた人間だ。

友人らを悪くは言えないだろう。


だが、悪い時にされた行為、態度、言動は忘れられない。やはり残ってしまう。


東谷さんにとって、それが今回の『詐欺騒動』だったのだ。

「今まで散々俺を利用しておいて、詐欺だという話になったら、そういう態度をとるのだな💢 …ならば?」となったのだろう。


彼に暴露された芸能人の中には“反社”“半グレ”と繋がりがあった人もいる。

その真偽は確認しないといけないが、そういう“印象”を持たれた時点で、今の芸能界では“アウト”だ。もう終わりか? どこでも“使ってもらえない”だろう。


つまり、そこまで東谷さんは本気で怒っている💢という事だ。

ただ観ているだけのこちらとしたら、「…もっと知りたいな」となるが、真偽は確認しないと分からない。丸々信じても良いとは思えない。

これもエンターテイメントの範囲かもしれない。


だが、その怒り💢は少し理解できる。

そして、そういう人間関係がやはり苦手だ。