鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

4/14 老害という勿れ

とあるYouTubeチャンネルを見ていたら、そのYouTube解説者(?)が老害という言葉を使いだがる奴は頭が悪い…」というような事を言っていた。

 

俺は当初、これにかなり嫌悪感を持った。

何故なら、派遣の話をしていると、どうしても老害としか言えない人間(年寄り)がいる。

 

強情で、見栄はりで、意固地で他人を見下す。

己の利益には敏感だが、他人の事など二の次。揉めると必ず己の立場や人間関係を使って“排除”したがる。

それでいて、自分では“動けない”腰抜け野郎。

 

そんな奴を今まで腐るほど見てきたからだ。


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コイツらを老害と言わずして、なんと言えばよいのか?

パワハラが大好きで、己の権力や金を貪るのはいつも老人ではないか?

 

少し前の話だ。

病院で老人の患者が、“コロナ”で“閉めきられて”いた自動ドアを足で蹴って開けろ、と怒鳴っているシーンに出くわした。

その患者の両腕は売店で買った商品で一杯だった。

 

俺が開けようとする前に、事務員の方が開けた。

すると“おじいちゃん👴”は激怒💢 

「何故、いちいち閉めるんだ💢」

だが、それは自動ドアの横にある張り紙に書いてある。

それを事務員が述べると、「ワシは老人だから目が見えんのだ💢」とさらにキレる始末…。

 

これを“老害”と言わずして、なんと言えば良いのか?

己が老いている、と主張して、己のわがままを通そうとする老いぼれ。

“老い”を主張するのは、既に害💣️だろ?

俺もこんな爺さんになるのかな、そう思うと本当に情けなくなってきた。

 

だが、数日前、「“老害”という奴は…」という意味が分かるような事があった。

 

ある日の仕事中、食堂前を通ると、屈んでいるおじいちゃん👴がいた。俺は「何だ?」と思ったが、屈んで床に置いたバッグを開けていたので、“探し物”と判断した。

俺が通りすぎた後、おじいちゃんは食堂のドアをぶっ叩き出した。俺はかなりビックリしたが、それに気付いたナースがそのおじいちゃんに尋ねた。

 

「どうされました?」

「ワシ、メシ食いたいんじゃ💢」

「…もうお時間を過ぎてますから、閉めちゃったみたいですねー」

「何でだ! ワシ、この病院に入院してんだぞ💢」

 

俺は近くで聞きつつ、(それがどうした、爺さんよぉー💢)と思っていた。

 

するとおじいちゃんは、いかに自身がこの病に入院しているか、少なくないきんを払っているのか、を大声で説教し始めた。

 

 (…また老害か👴)と俺は思った。

 

そして、また自分が“老人”である事を主張しだした。

いつもの老害パターン”だ。

 

すると、ナースの方はそのおじいちゃん👴に優しく、「ここの食堂は関係無いですよ。“コロナ”が始まってから開店時間が短くなっただけですよ😃」と言った。

おじいちゃんは「ワシはここでコーヒー☕飲みたいんだよ💢」と言う。

それにナースは「お年寄りでも、お子様でも関係無いですよ。コロナの対策は皆さんにお願いしていますから…」とさらに優しく答えた。

怒れる💢おじいさん👴はブツブツ言っていた。

 

よく考えてみたら、その通りだ。

年齢で区切られているわけではない。

「ワシは老人だから…」と主張するヤツに「そもそも“老いている”というのが害だ!」というのは、同じ“区切り”で怒る💢のは一緒だ。

 

人は誰でも老いる。

老いる事を拒否も否定も出来ない…。実際、老いは感じている(最近目が…)

 

老害”と区切るのはおかしい。

いや、区切るのなら、“老人はダメだ”と言う言葉は、あのおじいちゃんらが吐く「ワシは老人だから…」と変わらない言葉だ。

 

老害”と区切ること自体に意味がない。

 

老いる事を否定したり、批判する事自体が意味がない。

「ワシはもう老人だから…」はそのままの言葉だ。

老人なのだ。

老いがそこにある。

老いたのだから、字が読み辛く👁️なり、たまに食堂でコーヒー☕を飲みたくなる。

それをとやかくいうのは馬鹿馬鹿しい。

 

解説者の言う老害という言葉を使いだがる奴は頭が悪い…」という言葉が分かってきた。

老害”という言葉を使い、“区切ろう”とする方が害になる。

区切る必要が無い。

 

 

 

 

それを聞いて、