おかしな“老害”の“パフォーマンス”で逸れているが、この会見を含め、これは『報告書への不記載』の問題だ。
そこを忘れてはならない。
先日、岸田首相の、派閥解散発言 (岸田の乱?)から、自民党の派閥の問題になっているが、派閥どうこうではない。
そとそも、政治家が派閥から脱却できるか?
これは『人間は組織化が好きである』という大前提を“突き抜けられるか?”という問いかけにである。
まず無理だもと俺は思う。
人間は“合従連衡”(つながり、グループ)が大好きだ。
俺もそうだ。
他人と繋がりたがる。
そして、自分に都合の良いグループが欲しい。
己の意思を忖度してくれて、威張れる“グループ”が欲しい。
中小企業🏭️、会社内の部署、先輩後輩、仲良しグループ、ママ友サークル、友人関係…。
皆、他人と繋がり、少しでも自分の意を通そうとする。
その為に合従連衡(繋がり)を持とうとする。
政治家が、自民党という権力者の集団が、その内包する“グループ”をあきらめられるか?
無理だ。
これまでの関係性、つながり、しがらみ、それを壊せるか?
無理なのは、みんなわかるだろ?
人間、三人集まれば組織ができる、派閥が生まれる。
…と書くと、『派閥(組織)は悪』だと言いたくなるが、それはどうか?
この自民党の派閥解散の話題を「派閥なんて、やめめちまえ!」と思って見ている誰かも、俺も“組織”(会社)に属しているし、何かのグループに入ってないか?
他人に頼るのは、悪くは無い。
俺も「組織はクソだ!💢」と書きながら、最近まで組織(会社)に入りたくて、面接を受けまくり、履歴書を送り、落ちまくっていた…。
組織に入るのは、それで自己実現や立場が良くなるなら、入るべきだろう。
“こんな下らん老害”もいるが、まとまるのは悪くない。
合従連衡は、有益な面が多いのも事実。
組織(派閥)には、人数が増えたらいろんな人間がいる。
多種多様だから、それは“烏合”である。
雑多な考え、多様な捉え方・見方が“合わさって”いく。
他人と“合従連衡”するから、“烏合”は当たり前。
そこに忖度や“縛り”、“拘束”があるのがおかしい。
数十人がいたなら、数十の考え、見方がある。
それがわからないから、
“しわ寄せ”を食らう弱者ができてしまう。
これが派閥(組織)の“罠”だ。
“まとまらなくてはならない”から、“他人の痛み”が無視される。
“派閥”にのさばる奴らは恥を知るべし。