鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

プロレス心理学132 “天才”たちの開き直りとプロフェッショナルと矜持

報道ステーションにサッカーのカズが出ていた。


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驚いた事にポルトガルリーグ⚽(2部)に移籍するらしい。

55歳である。

(ちなみに、その話を持ってきたのは、俺もよく知る会社の方らしい…。ほら、“あの水色の会社”だな?)


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その歳で現役なのは本当にスゴい、と思う。

俺が子供の頃から、三浦知良はずっとサッカー選手だ。キング👑だ。

 

ゴールは見なくなった…。

足も遅くなった…。

息子はMMAファイター?

 

そして、今は、もう完全に“客寄せパンダ”だが、


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インタビュアーの松岡修造にそれを指摘されても、「それで良い」「僕はサッカーするだけ」「認めている」と答えていた。

本人もそれはわかっている。

分かった上で、現役をしている。こだわっている。

プロであり、サッカー選手だからだ。

 

俺はこれにイラッ💢と来る。

俺はこのカズ(のスタンス)が、あまり好きではない。

 

カズほどのスター選手には実績があり、職業(サッカー選手)への矜持があり、それから見ると三浦知良“永遠のサッカー小僧”とか“サッカーに真摯な態度のベテラン”となるが、

 

それは、単なる“開き直り”ではないのか?

 

要するに「俺、もう昔みたく動けないけど、サッカー好きだから“現役”している。…悪い?」「サッカーが好きだから、オファーがあればやるよ。…悪い?」に聞こえるのだ。

どんな批判もこんな感じで“受け止める”(ように見える)姿が、俺には汚く見えて仕方ない。

 

「あー、俺はもう“爺さん”だよ、分かっているらよ」

「ごめん、ごめん🙏 …でも、やるから」

「だって、“オファー”あったからさー」

 

どんな批判や非難も「俺は“カズ”だから…」「俺はサッカーがしたいだけだから」などと開き直りで押し通す(ように見える)。

 

老害”とは言いたくないが、この“老人の開き直り”がかなり格好悪く見える。

というか、認めたくない💢💢💢

 

ま、それだけ(現役続行出来るだけ)の実績とスター性があるのだから、俺などが頭に来ても仕方ないのたが、こう開き直られたら、もう“何でもあり”だろ?

 

それは、“涙💧のカリスマ”、大仁田と同じだ。


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何か批判さるたり、文句を言われたら、すぐに『ならプロレスしろ!』『リングに上がれ!』と言い出すアイツと同じようなものに感じる。

 

何度か書いているが、俺は大仁田を(…スゴいな)とか(…プロフェッショナルだな)と認めながら、あまり好きになれない。

 

大仁田が、“全て”において、『プロレス』に繋げてくるからだ。

非常にやり方が汚なく、ズルく感じる。

“ある意味賢い”と言え、“プロフェッショナル”、“矜持(プライド)がある”とも言えなくとないが、もうそれは悲しささえも感じる。(俺は)

 

大仁田の批判に対する反論方法は…、

 

『もうこっち来るな💢』→『よし、ならば、プロレスだ!』

『金返せ!💢』→『なら、俺をリングに上げろ。プロレスしよう!』

『お前はゲテモノだ!』→『分かった。なら、プロレスだ!』

 

全て“自分”との“プロレス”に繋げてくる。

これを言い出すと、何でもありなる。

開き直って、プロレスをしかけてくる。

 

これがカズになると?

 

『もう“あの頃の遺産”で食うな』→『“カズ”だから。サッカー好きだから』

 

ロートルが💢』→『でも、“カズ”だから。サッカーが好きなんだ』

 

『お前はもう“客寄せ”だろ?』→『いいよ。カズたから、それでもサッカー好きなんだ』

 

こうした風に“開き直られる”と、もう何でもアリだ

 

だが、これはウザくない?

何を言っても、開き直り、己を肯定してくる。

格好悪くても、惨めでも、『それが俺だ!(ワシじゃ!)』になる。「自分はこれ(プロレス・サッカー)しかできないんで…」で押し通そうとする。

批判も非難も、反論も否定も、全て「…そうだけど、それが“自分”」と開き直る💢

イライラ💥してくる。

 

だが、そういう声もまた「…いいよ。俺(ワシ)はこれ(サッカー・プロレス)しかないのだから(笑)」なんて言いそうだなぁ。

 

だから、こうした“それなりの実績があり”、“開き直る人間”に関わってはダメだ。

 

俺は大仁田が好きになれないが、プロレスラーとしてはかなり認めている。

日本マットのデスマッチを開拓したのは間違いなく、彼だ。

誰も思い付かない“電流爆発”💥や各種凶器、流血🩸からの“涙💧”

“大仁田劇場”は馬鹿らしいが、そこに惹かれるファンも多い。

残念ながら、唯一無二のレスラーだ。

 

だから、大仁田はとんでもなく“プロレスが上手い”。

他人を自分のペースに引きずり込むのが抜群に上手い。

プロレスを分かっている。

プロレスラーはただ強いだけではダメだ。観客を“興奮”(ヒート)🔥させ、“狂わせる”😆させなくてはなるない。肉体的、技術的な“強さ”などそんなに要らない。

大仁田はそれが出来る。

だから、人(観客)を熱狂させている。

まさに大きくは“天性のプロレスラー”だ。

 

彼を批判したレスラーが、対戦後、認めるような発言をするのも分かる。

アントニオ猪木が大仁田を「ゲテモノ」と言ったのも頷ける。自分並みに“惹き付ける”からだ。

 

カズもそうなのだろうな。

否定、批判、非難もすべて「“カズ”だから…」で済ませる。

事実、あの歳で海外挑戦する、という。

それが出来るのは、また“カズだから”である。

 

こうした人間らとは関わってはいけないと、俺は思う。

こういう“方々”を『メンタルモンスター』っていうのだな。

「プロレス」「サッカー」と“言い続け”、“やり続け”たら、何も“受け付けなく”なる。

 

遠くから見ている分には構わない。

直接、関わると、“巻き込んでくる”。

そして開き直る。「それが“俺”だ!」と言ってしまえば、実績もあるから、「そうだな」としか言えなくなる。“我慢”、“忍耐”の賜物だ。そこまで“行ききる”強みだ。

 

もう、この人たちは、どうしようもないのだ。止められない。

全てにおいて「サッカー⚽が好きだ」「ワシはプロレスラーじゃ💧」で押し通すのだから、何を批判しようが、賛同しようが関係ない。。大仁田などはそれを“商売”に使っていやがる。

そして、それは現象だ。

55歳のカズにオファーがあるのは、彼がまだサッカー選手だからだ。“特別”だからだ。これは真実。

馬鹿馬鹿しいし、俺にはカッコ悪るくみえるが、それが事実だ。

 

だからだ。

こういう“行ききっている”人間には、何を言っても無駄だ。

もう関わらない方が無難。

遠くから眺めるのが一番だ。

 

大仁田“サン”はデスマッチで、そしてカズ“選手”はサッカーで頑張ってください(笑)😃

 

そう言うしかなくなるのだ。