先の参議院選挙で注目を集めた『N国』と『れいわ新撰組』。
何かと話題になっているが、この2つの党や代表に対していろいろ思う事がある。
『N国』(NHKから国民を守る会)だが、何故、あの代表(立花)はあんなに「NHKをぶっ壊す!」と意気込むのか?
俺は、NHKの"スクランブル放送"(受信料を払った人のみ視聴可能化)は賛成だ。
何故なら、おそらくだが受信料を払って見たいからだ。
観たい人間のみが観るのなら、それで良いし、もしかしたら、スクランブル放送化したらNHKは変化するかもしれない。
だが、それって党まで作って変える事なのか?
本当にNHKのスクランブル放送化を願うのなら、国会議員などに陳情すれば良いのでは?
ここで2つの事が考えられないか?
一つは、こうでもしないとNHKをスクランブル放送化出来ない。だから党を作って、議員を巻き込んで意地でもNHKをスクランブル放送化する。
こうしないと、実現できないから、仕方なくやった。
二つは、この代表(立花)がとにかくNHKが嫌いで、"ぶっ壊したい"
だから、意地でもスクランブル放送化させたい。
つまり、私怨だ。
マツコ・デラックスが代表(立花)を「気持ち悪い」と言ったらしいが、良くわかる。
俺も不気味に感じるのだ。何故、ここまでNHKを敵視する? 壊したがる?
「NHKをぶっ壊す!」
それを明るく言ったりするから、余計にわからないのだ。
不気味さしか分からない。
…こんな分けのわからん人間とツルむ奴らも不気味だが。
『れいわ新撰組』の山本太郎代表だが、この人には明確な嫌悪を感じる。
山本代表は有権者に訴える。
『消費税を撤廃する!』
確かに、消費税がゼロ%なら嬉しい。
無ければ無い方が良いに決まっている。
だが、そんなものできるのか?
そう問われると、代表は答える。
「前提があれば、大丈夫ですよ」と、それでも「本当か?」と言えば、おそらく
「あなたは世の中をよくしたくないのか?」
と言うだろう。
非難されているような感じがする。
"れいわ"の"信者"にならないといけないような気がするのだ。
山本代表が「…できる。大丈夫だ」と言う度に、俺はカチンと来る。
まるで『消費税がゼロになる』と信じないこちらが悪いかのように聞こえるのだ。
誰もが、正しく生きたい。
誰もが、健やかに安全に、平和に生きたい。
それを願う事は、間違いでは無い。
だが、それは誰かに強制されるべきものではない。
山本代表が演説中に「クソ左翼!」と罵られ、「クソみたいな社会だから変えないといけないんだろ!」と応じている動画を観た。
罵る奴もバカだが、社会がクソかどうかは俺らが決める。変えて欲しいなら、俺からお願いする。
まだ、頼んでねぇよ。
山本代表の演説はまるでライブのような独特の盛り上がりがあるらしい。
確かに人を惹き付ける論弁力があるようだが、当たり前の事を当たり前に主張し、それを信じないと非難する。
そこに嫌悪を感じるのだ。頭に来る。
N国、れいわ…。
次の衆議院選では投票しないかな?