鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

プロレス総選挙

一昨日の新日本の浜松大会には行けなかったが、その代わり、テレビ朝日の『プロレス総選挙』(録画)をじっくり見る。

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WBCの影響でド深夜の放送…。

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まさか、アンドレが20位……。もっと上位だろ?

俺としたら、アンドレが現代プロレスに与えた影響はかなり大きいと思う。

それまで外国人レスラーと言えば、単なる"悪役"だったが、彼がいわゆる『怪奇派レスラー』と言うレスラースタイルを確立させた。
強くて凄い外国人レスラーはたくさんいるが、スタイルを作り出したレスラーは数少ない。
アンドレはその1人に違いない。
日本人ではないとはいえ、もう少し上でも良いと思うが…。

俺の1位予想は……。

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小橋建太

俺の中では間違いなくNo.1レスラーは間違いなく、彼。
元来、"全日派"だった俺は、"四天王"の頃からファン。

プロレスラーのモノマネをする芸人は数いるが小橋のモノマネをやる芸人を見たことがない。
真似できない何かが有るのだ。

棚橋が6位か。

う~ん……。

2000年代前半。プロレス人気が低迷期だった。
そんな中、唯一プロレス界の希望だったのが棚橋。
あの頃、確かにプロレス、特に新日本プロレスには明るい話題が無かった。

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そんな中、彼が何故か矢面に立たされた。勝手に"立たされた"感じがする。

2008年の1.4東京ドームを観戦した際だ。
メインは棚橋VS中邑。
何故か前の席に棚橋を口汚く罵る"アンチ"な観客がいた。俺は特に棚橋ファンではなかったが、その言い方が頭に来て逆に大声で棚橋を応援して、にらみ合いになったことを思い出した。

なんで、あんなに彼は"批判"されたのか?
(スキャンダルがあったからか?)
それでも棚橋は耐えた。プロレスの"冬"の時代をひたすらに耐えた。
プロレスファンになって20年。俺も寂しい日々だった。90年代後半の"黄金期"を知っているだけに、何とも言えない時期だった。

ただ何と無く、『棚橋が新日本プロレスを引っ張っていくのだな…』と思った。
そして、プロレスは少しずつだが、盛り上がっきた。

そして、今がある。
こんな番組があるということがプロレス人気が次第に盛り上がっていく証拠だ。
その過程には彼の地道で厳しい努力がある。

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そんな棚橋の涙にもらい泣きしそうになった。(新日本人気とも言えるが…)
オカダや、ケニーに押されて、最近メインに上がらないが、彼の功績はデカいな。



1位はやはり、アントニオ猪木

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"プロレス"と言うジャンルを認知させたのは間違いない。
プロレスの"強さ"は単に"強さ"だけではない。如何に試合を、観客を、プロレスを興奮(ヒート)させるか、だ。
それが、プロレスの"強さ"だ。

猪木はそれがあった。
プロレスラーとして"異種格闘技戦"で強さを示し、プロレスで観客を興奮(ヒート)させる。
そこが2位の馬場との違いか?

プロレスラーの強さを完璧に表現したのは、猪木だけ。

猪木はその点で、他の追随を許さない圧倒的な存在だ。
説明不要。

この1位には納得。

……本当はU系のレスラー(高田や前田)のランクインを期待したが…。
彼らは"格闘技家"か?

今度は"格闘技総選挙"やらないかな?

あぁ、アクトシティの新日、観に行きたかったなぁ。

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……両国(東京)、行くか