「すまんが、お前、手伝ってくれないか」に従った部下の悲惨すぎる末路【心理カウンセラーの実話】(幻冬舎ゴールドオンライン) https://news.yahoo.co.jp/articles/7d1b70ea38e6dffcfde88a987a53313a1160e4e9
俺はこれとよく似た経験がある。
大学卒業直後に勤めていたブラック企業(小売業)で、ある日上司から「悪いが別の店に異動してくれ」と言われた。
それはエリア内で1番の“繁盛店”。そこはその上司が店長を任されていた。
それを俺に“代われ”というのだ。
(…俺のようなど新人が、良いのか?)と戸惑った。まだ入社して一年も経たっていなかった。
だが、上司は「お前の店舗の売り上げがあまり良くないから、俺が面倒みてやるんだ」と言われ、新人の俺は納得して、その店に代わった。
で、年末の査定で、俺はその上司の“上”である部長からかなり厳しく叱責された。その繁盛店の売り上げを落としてしまったからだ。
これは言い訳になってしまうが、入社1年目のオレには“荷が重すぎた”と今では思っている。
だが、その席で俺に異動を命じた上司の態度は極めておかしかった。
部長と一緒に俺を責めるのだ。
確かに売り上げを落とした俺に大きな責任がある。
だが、そもそも異動を命じたのは、お前(上司)だろ?
俺は内心、そう思っていたが、責任を感じて抗弁は出来ず、俺の評価は最低になった。
その後に分かった事だが、その上司は繁盛店を任されたが、すぐにその店の売り上げを維持するのが難しいと判断したらしい。
そして、近くの店舗にいた新人の俺と“無理矢理”、担当を代わり、売り上げ低迷の原因を俺に押し付けたのである。
上司は新人の俺が売り上げを落とす事など“折り込み済み”であり、己の保身の為に俺を利用したのだ。
俺はこの“クソ”上司の事をまだ許していない💢
そして、売り上げを落としてしまった自分自身も許していない。
いつか、この話や思いを作品に入れてやろう。