大河ドラマ『どうする家康』で、
年老いた徳川家康(松潤)と今川氏真“宗ギン”(溝畑淳平)が久々に出会うシーンがあった。
家康が“弟”で、氏真が“兄”…。
これにショックを感じた😨
これは俺の書いた小説『五郎と竹千代』でも書いたシーン。(もう五年前?)
だが、「弟、兄~」とは書いていない。
“そういう”描き方をしたら、もっと面白かったな。
そう思って、ショックだった…。
二人はかつて兄弟のように育った仲。
今川氏真(出家後、宗ギン)は桶狭間後、父である義元を喪った駿河今川家を支えきれず、崩壊させた。
だが、世が乱世で無ければ、名君になっていたもと俺は思っている。
そして、その“弟”になるはずだった家康(竹千代)が、“戦乱”を戦い抜き、天下人手前に…。
“交差”した生き方がそこにある。
この“交差”をもっと書けば良かったな。反省。