鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

段取りできない人

昔の話である。

 

やたらと“飲み会”🍺をしたがる友人がいた。

だがそのくせ、自らそういう会を開かない、開けない。“幹事”や“他人を集める”をものすごく嫌がるのだ。


で、俺に人数集めを“おねだり”してきた。


「…なあ、今度みんなで飲み会🍻しない? みんな(友達)集めるよ」

 

何故か、自分では絶対に友人らを集めない。

他人を誘えないのだ。
俺は『お前、いくつだよ💢』(俺より歳上)と内心思いながら、何度か、そのおねだりをきいてやった。

 

しかし、それも毎回となるとさすがに呆れてくる。


また「…ねぇ」と言われて、カチン🔥と来た俺は、「分かったよ。俺が居酒屋🏮に予約するこら、来る人数の確認してよ」交換条件を出した。(さすがにこれくらいはできるだろ?)と思っていた。


3日後ほど、その馬鹿から「8人で」と言われた。人数からして(“いつものメンバー”だな?)と思いながら、俺は“いつもの居酒屋🏮”に8人で席の予約を入れた。


で、開催日の当日の昼間、その“いつものメンバー”の数人と昼食を取った。

何気なく、俺は「今夜の飲み会🍻は…」というと、そこにいた“メンバー”は不思議そうな顔をした。

彼らに飲み会🍻の話は来ていなかったのだ。

(あの馬鹿、誰を誘ったんだ?)

そう思いながら、当日なので、目の前の数人を“急に”誘う事は躊躇われた。既に“違う8人”で予約しているからだ。


そして、その夜。

俺は予約を入れたら居酒屋🏮に向かってた。

予約した座敷席には、誰もいない。

(…早かったか?)と思いつつ待っていると、後輩1人やって来た。

彼は俺を見るなり、「…いきなり言い出さないでくださいよー」と文句を言って来た。

話を聴くと、つい数時間前に例の馬鹿から飲み会🍻に誘われらしい。先輩からのお誘いが断れず来たらしいが、馬鹿から「アイツ(俺)が急に言い出した…」と聞いたらしい。

俺は軽くパニックになった。

馬鹿から「8人で予約を…」と言われたのは、もう一週間前である。

一体、いつ、誰を誘ったんだ?、と思った。


その内にその馬鹿が来た。

 

俺は問い詰めた。

「誰が来るのか?」

「…知らん💢」

「何で来ないの?」

「…知らん💢」


馬鹿は「知らん💢」一点張りだった。

その内に、ようやくもう1人が駆けつけて、合計4人 。席は半分以上が空いていて、店員が何度も「…あの、お料理は?」と聞いてきた。

俺は店員に予約人数が“急遽”半分になった事を告げ、キャンセル料を払う事で座席と料理を半分にしでもらった。


で、その馬鹿をさらに問い詰めた。


話を聴くと、めちゃくちゃだった。


俺に「人数の確認を…」と言われた時点で、この馬鹿は「あー、いつもの8人だろ?」と勝手に理解し、誰にも言わずに、俺へ「8人で」と予約をさせた。

 

そして、何故か、開催当日の午後(ギリギリ)に、いつものメンバーを「今夜、飲み会🍻あるから…」と連絡したらしい。

俺と馬鹿を抜いた残り6人にそんな感じで連絡したらしい。


いきなりそう言われても、いきなり来れるかどうかは分からない。

そんな事も分からないのか?

結局これたのは2人だけ。

 

さらに、この馬鹿は残り4人分の席が空いているのに、誰も呼ばなかったらしい。

というか、呼べる人に心当たりがないようだった。

 

この馬鹿は「なんで、アイツら断るんだ💢」と怒っていた。


思わず「アンタ、頭、大丈夫か?」と俺は言ってしまった。


物事には段取りがある。

この場合、

『飲み会🍻をするけど、来る?』

      ↓

日にち、時間、料金などを告げる。

      ↓

来る人数が決まる。


ここで初めて居酒屋🏮に予約をするのが“流れ”だろう。

それをこの馬鹿は、いきなり俺に予約をさせて、自分の予想した人数に合わせて、声をかけたようだ。

しかも、“いつものメンバー”に断られると打つ手がなくなり、無視。そのまま居酒屋🏮に現れ、「知らん💢」の一点張り…。


この時俺は、呆れると同時に「これくらいの“段取り”が出来ない人がいるんたなあ」と心から思い、また呆れた。

 

そして、俺がその事を詰ると、さらに怒り💢、「いつもみんな、来るだろ?」「誘ったのに来ない奴らが悪い💢」と言い張った。

 

俺は、呆れ果てた。


正直、少人数での飲み屋の開催、予約などはからしたら、段取りのうちに入らない

嫌がる理由も、出来ない理由も分からない。

だが、それが出来ない人もいる。

 

出来ないから、俺に“おねだり”していたのだろう。

 


社会に出てから、こうした人(馬鹿)をたくさん見てきた。

準備、練習、予約、下調べや、下交渉、根回し、事前連絡が出来ない、しない。

いきなり言い出して、それが思っていた通りにならないと怒る😠奴ら…。

恥ずかしいのだが、自身が恥ずかしいのが分からないのだ。

腰抜け、ビビり、わがまま、自己チュー、クソヤロウ…だな。

 

また、自分自身も決して、段取りや準備の上手い人間ではないのも痛感している。

段取りを失敗した事もある。準備不足も多々あった。

 

だから、上に書いた馬鹿を笑えないかも?


だが、それ以上に“出来ない人”がいる。

 

自ら動かない。行わない。他人任せ、依頼だけする。丸投げ…。

上に書いたような馬鹿は、やはり意外と多いと思う。

本当に(…恥ずかしくないのか?)と罵りたくなるが、基本的な考え方として、段取りや準備の必要性を認識していないのだから仕方ない。

自らが言えば、回りが会わせてくれると思っている。

そんなわけないのに。

自らの行動に、必ず他人が従うと思い込んでいるのだ。

哀しく、弱い人間でもある。

 

たから、段取りが大事という事だが、それ以上に自ら動く事、考える事を放棄している。

こういう人間を俺は心から軽蔑する。

 

悔しければ、自分から動いてみろ! 腰抜け!


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出きるのか? 腰抜け?

やれんのか?卑怯者?

命がけだぜ?