鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2023 9/14① 介護施設(グループホーム)と親父の背中

今日は朝から先週行った介護施設へ日雇いに行ってきた。

先週1日やってみて、介護の仕事には就けそうもなかったが、日雇いにはちょうど良さそうだった。

 

9:00~18:00(休憩1h)の8時間勤務。

前の工場勤務でボロクソになった俺には、ここの仕事が丁度よく思えた。

 

で、出勤すると仰天。

今日は『社員(介護士)いない』らしい。

そんな事あるのか?

(は? 俺一人?)

用介護者は10人。ど素人の俺にできんのか?

 

と、思っていたら、同じ日雇い派遣が出勤してきた😌💕

 

俺より以前からここに来ている日雇いらしい。

今日は、この若者の指示通りに動く事になった。

この職場での“先輩”(年下のようだが…)だ。

…心強いかった。(恥)

 

まずはトイレや床掃除。

これは実家で親父の介護(?)をしている時にもよくやっているので、馴れている。

 

今日も入居者らは物静かにしていた。

こういう施設を“グループホーム”というようだ。

介護や援助の必要な人たちが、集団で暮らす施設。職場(介護士=社員)は常駐して、俺達は本来はその指示通り動けば良いのだが、今日は俺達日雇いのみしかいない。(他の階に介護士がいて、時々看に来ていた)

介護の現実は、常にこうして人不足のようだ。

 

そして、昼食の準備。

 

その時に、“先輩”の話を聴いて、いろいろと話した。

介護の実情、社会の変容、憤りの方向性。

この世には“ユートピア”は存在するのか?

弱者の怒りと哀しみ…。

 

そして、午後にトラブルが。

 

身体が不自由な入居者がお漏らし💦

先輩と対処する。

まず先輩が汚れ物の処理。

俺がその入居者の身体を支えようとした。

 

正しい介護の方法など分からないので、肩の辺りから支えようとしたが…。

 

(…重い!)

 

人の身体とはこんなに重いのか?

背中に腕を回して、力を込めて引き上げた。  

あまり強く上げると痛いかな?、と躊躇した。

だか、早くしないと濡れたシーツが取れない💦

 

改めて思った。

だが、この方は一人では生きていけない。“誰か”が支えないと生きられないのだ。

この重い身体を、その身が滅するまで支えなければなるない。

今回は日雇い派遣だ。

これが、子安親父ならどうなるのか?

寝たきりになったら?

 

俺は親父の今後を考えていた。

俺は、親父の“背中”を支えられるだろうか?

 

その後、その方かやたらと呼ぶ。

先輩と汗をかきながら、対処した。

前回のようなゆっくりした感じはない。

コレが介護の現実かも?

 

なおさら、親父の“背中”が頭を過った。

 

夜勤の介護士がごちゃごちゃ注文をたれてきたが、適当にいなした。

さすがに日雇い二人だけでは限界があるよ。

 

疲れた😣💦⤵️