鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

介護施設(“彼ら”の居場所)

今日(5/7)は、またいつもの介護施設での日勤。

一昨日(5/5)の深夜に夜勤したばかり。

 

出勤すると、馴染みの職員さんが怒り気味💢

 …というのも、“例の”山辺さん(仮名)がまた寝ずに“暴れ”たらしい。

大変だ。また一晩中起きていたのか?

そりゃ、職員さんは大変だ💦

かなり同情した。

 

俺は、本日は男性棟での仕事。

 

いつものように働いていたら、山辺さんが病院へ。

遂に診てもらうことに。

遂に職員さんらも限界らしい。病院🏥(心療内科)で診てもらうようだ。寝てくれないのがどうしようもないらしい。

 

…そのまま入院か、と俺は思った。

 

だがそれを男性棟担当の職員さんに言うと、「…それはどうかな?」と訝しげに言う。

 

その後、午後から別棟で働いていたら、何と山辺さんと付き添いの職員さんが戻ってきた。

 

男性棟に戻っていた俺に、担当職員さんがタメ息混じりに言う。

「…やはりか」

こうなることを予測できたらしい。

 

ここは介護施設だが、医療施設では無い。

治療行為はできない。

それは医師(病院🏥)の仕事。

そこでは精神薬や安定剤の処方しかない。

…つまりどうしようもない。

 

山辺さんはここに戻ってくるしかない。

「…ここしか無いんだよね。彼らは」

そうなのだ。

ここの利用者は皆、もうここしか居場所がないのだ。

 

それを聞いたら、何か悲しい気持ちになってきた。

精神的に荒廃し、騒動を起こし、不安定さが増しても、彼らはここにいるしかない。

そして、“改善する。良くなる”可能性は低い。見守るだけだから…。

“終わり”の場所なのか?

 

悲しい😖💧

だが、それも現実。

親父や俺の将来を観た気がした。

前もあったな。

 

 

ちなみに今日は久しぶりにお世話した“赤川さん”(仮名)が元気だった。

それだけが良かった。