鈴木篠千の日記

2度目の移籍。浜松近郊でフリーライターしてます。①日記(普段の生活やテレビの話題と社会考察) ②プロレス心理学(とプロレス&格闘技の話) ③非居酒屋放浪記 ④派遣録(派遣していた&いる時や過去の話)

2023 10/10② 理解者と障害(9代将軍徳川家重:村木嵐著『まいまいつぶろ』 )


【書評】偉大な父吉宗を継ぎ、重い障害に耐えた9代将軍徳川家重:村木嵐著『まいまいつぶろ』 | nippon.com

 

居酒屋で、このネットの書評記事を読んでいただけで、グッときてしまった💧

 

確か、『小便久方』とも揶揄された将軍だった、と聞いた事がある。

口が不自由で、頻繁に“漏らして”いた名君(父・吉宗)の息子が、日常生活に問題がありながら、“なりたくなかった”将軍になって“しまった”話。

 

俺も“お漏らし”こそしないが、この言葉の不明瞭さでいつも人から馬鹿にされたり、遠慮されたりしている。最近も…。(🏭️💺🍴)

 

そう時、物凄く頭に来るし💢、悲しい😢💦

 

少し共感してしまう話があった。

それは、言葉が不明瞭だが、(大岡)忠光が家重の話を聞いてみると、その内容自体は実に聡明で整然としていた、という記述だ。

 

長い間、意思が通じる者がいなかった長福丸は、2歳年上の会話ができる兵庫に会った後は、とてもうれしそうな顔になった。長福丸の言った言葉を、後ろに控えた兵庫が反復して周囲に伝えた。すると、長福丸がしっかりとした考えを持つ若者だと理解されていく

 

俺にも思い当たる事がある。

必死に話しているのに、この言葉の不明瞭さから『何を言っているのか、わからない💢』などと言われて、小馬鹿にされる。

そして、俺は頭に来て怒鳴る…。

これがよくあるパターンだ。

何故、人は口が不自由なだけで、あんなに人を蔑むのだろうか?

恥ずかしくないのか?

 

俺は『自分は障害者ではない』と思っているし、主治医ともその話は何度かして、「普通に生きる」と決めている。

日常生活に問題は無いし、車🚗も原付🛵も運転できる。公共期間も利用できる。

悲しければ泣くし💧、頭に来たら怒る💢

“普通”に生きたいだけなんだよ。

仕事がしたいだけなんだ!

 

家重には、忠光、比宮という理解者がいた。

障害を受け止め、それに苦しめられながら生きていたのだ。

 

俺に足りないのは、こういう理解者か?

 

だが、誰がこの苦しみを理解できる!?

俺は普通に、自分の“勝手”に生きたい。

分かる人などいるのか?

 

…去年から今まで、いろいろあったから考えてしまうな。